今回は、現在もゲーム会社でUIデザインを担当している、現役デザイナーさん30代女性のPhotoshop体験談を紹介します。
Photoshopを使った様々な職業体験談を10回にわたって紹介していく、第3回目の内容です。
就職、転職、副業、フリーランスなど、Photoshopを使ってお仕事をしたい。
Photoshopのスキルを少し持っているので、今までの経験を活かしたお仕事をしたい。という方へむけた内容です。
また、ゲーム会社のUIって実際どんなことやるのか知りたい!
そう考えている方も是非、参考としてご覧ください。
ゲーム内UIデザインをPhotoshopで作っていくお仕事
私は某ゲーム会社の正社員として、UIデザインをPhotoshopで行なっています。
ところでUIデザインって何ですか?
今回はゲーム会社にお勤めの方なので、ゲームで使われるUIデザインで分かりやすく説明します。
簡単に言うと、ガチャ、STORE、スタートボタンなど、ポイントをゲットしたり、いろいろタップするボタンがありますよね。
あぁいうのだったり、ゲームを始める時に出てくる設定画面とか、そういぅのです。
(※UIとはユーザー・インターフェース(User Interface)のことで、その頭文字から『UI』と呼びます。)
主にUnityで使用するパーツ作成から切り出しまで、全てをPhotoshop内で行います。
また、告知用の画像【バナー広告】やゲーム内のイベント【ガチャ】、お知らせ用の画像【イベント】などさまざまなものを作成してきました。
ものの配置や色味調整、書き出しから全てを担当していました。
また、【キャラクターのデータ化】では、キャラクターのイラストをゲーム内で使用できるようにデータ化を行う作業をPhotoshopで対応いたしました。
他にも【ロゴ制作】ゲームのイベントに合わせてタイトルのロゴを作成したり、【スクリプト作成】ゲーム内で使用するデータ作成用の簡易的なスクリプトを作成しておりました。
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ゲーム業界でUIデザインを担当している正社員のお給料
私のお給料は手取りで月給25万ほど(30代前半独身)です。
使い道はというと、家賃と生活費に半分ほどでそれ以外には趣味に使用しています。会社が都内にあることと、打ち合わせで外食する機会も多いので、そこにお金を使っています。
月に2万円の貯金もしているので、貯金額も合わせると毎月プラスマイナス0で、ちょっと残業が多かったりしても、その分ストレスの為か外食が多くなるので、やっぱりプラスマイナス0円です。
毎月2万円貯金する。と決めた以上のゆとりはほとんどありません。
UIデザイナーで大変だったことと乗り越えたこと
大学時代はIllustratorをメインに使用していたので、Photoshopのシェイプ機能は勝手がちがい使い方に慣れるまで時間がかかりました。
Photoshopは解像度も設定できるので、同じキャンバスサイズでもサイズの違うデータが出来上がったり、書き出し方法もたくさんあり戸惑うこともありました。
しかし、自分用のテンプレートを作成してからは、それに沿って作業することで改善しました。
シェイプ、パス機能はIllustratorよりできることが少ない分、楽に扱うことができます。
大体のやりたいことは調べれば方法が出てくるので、困った際はいつもネットの記事にお世話になっています。
レイヤー効果の種類が豊富なので一通りいろんな機能を試して、あとは体感で覚える形で学びました。
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これからUIデザインのお仕事を目指す人へ向けたアドバイス
面接時に提出が求められる、ポートフォリオに載せる作品について。
一つのイラストや画像を提出するにあたって、どの部分をPhotoshopで行ったかを明確にするといいと思います。
Photoshopはできることが豊富なので、どの方面の作業が得意なのかがわかる材料(ポートフォリオ)が揃っていると、採用側も選びやすくなります。
(実際に応募をかけた時は、上司からこういう人達が応募してきたけど、どう?と聞かれることもあります。)
Photoshopはスクリプトも使用可能なので、そちらの知識があるとデザイナーとしては1枚上手になりとても優遇されると思います。
エンジニアの手を借りずにスクリプトを作れるレベルになっておくと、UIデザイン業界ではすごく就職がスムーズになり、こちら側からも申込む企業の選択肢が増えると思います。
また、ある程度のショートカットは覚えておくことが必須になると思います。ショートカットの設定方法も把握が必要です。
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これからPhotoshopを学ぼうとしている方へ向けて
Photoshopのスクリプトは勉強しておいて損はありません。
簡易的な作業でありつつも、手作業で行うとミスが発生しがちな箇所を、一括で行えるので使用して損なことは、ほぼない印象です。
また、ロゴや文字の加工を学んでおくと仕事ほ幅も増えて、様々な案件に対応できると思います。
- ロゴを作るテクニックを覚えるには、 好きなロゴを真似して作ってみるだけでも技術は上達するのでオススメです。
自分が作りたいものに必要なスキルを学ぶのが一番いいと思います。やりたいことが決まれば、その方法を適宜調べて対応すれば大体のことはできます。
画力だけは調べても向上しないので、そこはPhotoshopに頼らず努力が必要と日々痛感してます。
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