
今回はPhotoshopを使い、背景をグラデーションで「徐々にぼかす」広告デザイン風の作り方を簡単に解説します。
背景の一部だけをじんわりぼかして被写体を引き立てる表現は、ポスターやWeb広告でよく使われる定番テクニックです。
Photoshop初心者でもステップ通りに行えば短時間で作成できますので、ぜひ試してみてください!
それでは、紹介します!
背景を徐々にぼかす準備(元写真の選定)

今回用意したのは、
- 秋冬っぽい女性の画像
- バスツアーをイメージさせる街並みの壁紙
です。 この2枚を使って作ってみました。
今回の作品で見て頂きたいところは、横浜の風景写真が徐々にぼかしがかかっているところです。
あとは、秋冬イメージの女性を目立たせつつ、背景では、紹介したい土地(背景写真の地名)がわかるようにしてみました。
Photoshopでのポイントは、
- グラデーション効果をマスクで使った
ところです。
やり方は次のようになります。
メインの被写体(人物)を髪の毛まで切り抜く

今回使わせてもらうのは、こちらの可愛らしい女性モデルさんです。
こちらの女性を
クイック選択ツール機能の中の、
- 境界線調整ブラシツール
- ブラシツール
- オブジェクト選択ツール

このあたりを使い、髪の毛まで選択して切り抜きます。
そして、コピーしておきます。
配置するモデルさんが決まったので、いよいよ徐々にぼかしを入れる背景画像を作っていきましょう!
グラデーションマスクを使って背景を「徐々にぼかす」手順

まずは、このように背景画像を置きます。

今回はあとから上下にオレンジの帯をいれたくなって、途中でキャンパスサイズをのばしましたが、背景のぼかしには関係ないです。
1.次に背景画像レイヤーのコピペをします。
(今回は横浜の写真を使いました。コピペしたので、横浜の風景写真が2枚重なっていることになります。)
2.上レイヤーの風景写真にベクトルマスクをかけます。
3.ベクトルマスクにグラデーションをかけます。
背景画像で、ここまでの流れのレイヤー構成は、次のようになっています。

グラデーションは後から載せる女性のだいたいの角度に合わせるようにして、
4.斜めにマスクグラデーション
をかけました。

このベクトルマスク(グラデーション)をかけたレイヤだけをアクティブにして、
5.ぼかし(ガウス)
をかけます。
すると、こうなりました。

そして、元のぼかしてない写真をこのレイヤーの下で表示させるとこうなります。

これで背景をぼかすことができました。
選択範囲ツールで徐々にぼかす方法

他にも、選択範囲で囲み、境界線にぼかしをいてて選択してから「ぼかし(ガウス)」という方法もあります。

どちらでもやり易い方法がいいね!でも今回は初めに教えてくれたグラデーションでぼかしをやってみるか。
ぼかした背景に人物とアクセントを配置する

これはこれでよさそですが、これではモデルさんが主体になってしまうので、この女性を旅行客のように配置してみました。
配置し直したのがこちら

- サイズを少し小さく
- 左右対称移動
- 少し傾け
バウンディングボックスで、これらをちょっと変更しました。
秋をイメージしたアクセントを上下に追加

秋や紅葉を思わせるようなオレンジ色を上下に入れてみました。
そして、女性の服装も秋冬っぽいので、ちょうどいい感じになったと思います。
女性に立体感を出せる影の追加

次は、こちらの女性にもう少し立体感を加える為に、一度女性をCtrl+左クリックで、再び選択範囲を作ります。
そして、レイヤーの下にあるベタ塗りをクリックすると、女性の輪郭でベタ塗りが追加されます。

そして、少し右下にずらします。
茶色い女性のベタ塗り画像をずらしたら、元の女性レイヤーの下に移動したのがこちらです。

こちら、黄色で囲ったところの影は利用したいですが、赤く囲ったところはイメージがぼやけてしまうので、削除したいところなので、消していきます。

マスクをかけて消しました。

右肘のしたと、左の肩から下の部分だけの影が残りました。
あとは、この影もぼかしていきましょう!

ぼかしを入れようとしましたが、ちょっと暗いイメージになってしまったので、白に変えてみます。
すると?

こっちの方がいい感じなので、白の影で、白だけを少しぼかしてみます。

こっちの方がいいね!
今回は女性をメイクとして引き立たせるたテクニックでしたが、さり気なく背景を手を加える方法は、こちらを参考にして下さい。
少し変化を加えた文字を入れて完成!

今回の文字の加工は、レイヤースタイルの変更で
- 描画モード
- ベベルとエンボス
で、立体感のある文字を追加してみました。
≪ 関連記事 ≫
まとめ:グラデーションぼかしで表現の幅を広げよう!

はい、完成です!
今回の流れをおさらいすると、
- 元絵となる写真の選定
- モデルさんの切取り
- 背景をコピペして、貼り付けた背景に斜めにぼかしを入れる
- ぼかしの入った背景にモデルさんの配置
- モデルさんにも部分的に白い影を付ける
ざっと、このような感じです。
そして、上に「Yokohama」の文字を入れてみました。
あとはこの写真に吹き出しを付けて、『激ウマ!バスツアー』とか伝えたい内容を付けて完成です。

もうちょっというと、モデルさんだけを左右反対にしたり、モデルさんを少し斜めに傾けたりもしました。
ちょっとしたテクをいくつか重ねただけの作品ですが、少しそれっぽくなったのかな。と思います。是非、参考にして下さい。
《あわせて読みたい:Photoshopの実践レタッチ・デザインテクニック》



コメント