ベンチャー企業と一般企業で違いを強く感じたことを3つ挙げてみた

ベンチャー企業と一般企業の違い

今回は、ベンチャー企業へ入社して、一般企業と大きく違うと感じたことを3つ書いてみました。

ただ私の場合、一般企業といっても大手企業ではなく、名も知れない中小企業を3社経験したうえでの違いです。

 

ベンチャー企業はお金集めが上手い!

ごく普通の中小企業からベンチャー企業へ転職して、まず一番初めに感じたのはお金集めのうまさです。

会社のお金って運営資金のことですが、いわゆる資本金です。

一般企業の場合、社長として会社を立上げる人が、人脈や初期運営資金を銀行から融資してもらい、

その資金を元に設備や人材を集めて、少しづつ大きくしていくのが普通だと思います。(今は違うのかもしれませんが…)

しかしベンチャー企業の場合、自社の関連する(関連しないも含む)ファンドから短期間で一気にたくさんの資金を集め、

内部設備はあまり持たず、集めたおかねを外部(外注)へ使い、

そこで一気に事業を加速するイメージを肌身をもって感じてます。

 

もちろん、大半はファンド系からの投資資金なのですぐに結果を出さないと見捨てられてしまうのも早いと思います。

そして、集めたお金を一気に事業加速に使い、更なる出資元を獲得する。

そんな流れをもっているのがベンチャー企業なのではないでしょうか?

悪く言うと、口が上手い。

良く言うと、実行力が非常に高い!

これがベンチャー企業が資金調達がうまいと感じた理由です。

 

ベンチャー企業の場合研修期間がほぼ無い!?

私の勤め先が特別なの?

と思いましたが、関連する協力ベンチャー企業へ転職してきた人も、社歴は浅いのですがすぐに腕力を発揮している人が多いと感じてます。

だいたいの場合、取引先ベンチャー企業の人でもつい先日Webミーテイングで、初めましての挨拶をした1~2か月後にはプロジェクトを任されている人が多いですね。

そして私の勤め先もそうですが、取引先で友好関係になった人に聞いてみたところ、研修期間はなかったよ。と皆言ってます。

一般企業の場合、新卒・転職踏まえても、初めは研修期間があると思います。

ところが、まだ右も左もよくわからない状態からいきなりプロジェクトを任せられて、任務をこなしている人が多いです。

もちろん間違えることもありますが、そんな時は周りの人がフォローに入ってくれますが、致命傷でない限りは、自分で何とかするしかない状態です。

 

ベンチャー企業は業務委託が多い?

これも私の勤め先業界だけかもしれませんが、仕事の中身は外部へ委託したり、専門分野は専門ベンダーへ仕事を振りまくる傾向が多いと感じてます。

今まで勤めていた一般企業の場合、社内でスキルを磨き、その道(プログラム作成や機械操作、熟練作業など)を極めて行くタイプの会社でしたが、ベンチャー企業へ入社したらその考え方は変わりました。

分からないことは、わかる人(会社)を探す。そしてそこへ振る(お願いする)傾向が強いです。

つまり、一つのことに集中してスキルアップするのではなく、いかに有能な取引先を見つけるか。もしくはお願いできる伝手(つて)を探すか。

この、いかにマッチする業務委託先を見つけられるかが、ベンチャー企業では優先されるスキルだと思います。

 

私の勤め先は物を作って売る作る会社ですが、社内にそれを作る機械や道具はほとんどありません。また、組立てる場所もほとんどありません。

機械を買ったり、作業できる場所を確保(自社設備の拡大)をするのではなく、それらをやってもらえるところをファンド系から集めたお金で、うまく探すのが今一番の必要とされているスキルです。

つまり、いかに早くマッチした業務委託先をみつけられるか、そしてその委託先をいかに上手にコントロールするかが必要とされてます。

 

まとめ

今回は、ベンチャー企業へ入社して今までの一般中小企業とは大きく違うことを3つ書いてみました。

ベンチャー企業は、

  • お金集めが上手い
  • 研修期間はほぼない
  • 業務委託先を見つけてコントロールするスキルが必要

これら3つを日々強く感じていることです。

また、ベンチャー企業では横の繋がりが非常に大切とも感じております。

まだまだベンチャー企業の魅力やベンチャー企業へ転職して感じたことはたくさんありますので、転職を考えている人へ向けて書いていきたいと思います。

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