この記事では、これからPhotoshopを独学で覚えたい時に、はじめに覚えたい機能の1つ
『素材の切抜き』
について書いてます。上の写真も記事内では切り抜いてちょっとだけ加工した作品を紹介してます。

記事を書いたのは私、スネーィルと申します。
写真投稿サイトへ作品を投稿する為に、Photoshopを独学中のサラリーマンです。デザインとは無関係な仕事をしてます。
写真撮影スキル、デザインセンスを全く持ってない私自身ですが、少しづつPhotoshopを覚えてきました。
そんな私が勉強してて感じたことがあります。
それは、本や動画をみて学んでると、
- 例えばどんな感じ?
と思ったり、
- 参考例がもっと簡単な写真があったらいいな。
と思いましたので、10枚の写真を使って学んだことを紹介します。
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これから先の内容は、ビフォーアフター画像も載せているので、Photoshopの独学を始めたばかりの方は、是非真似してみて下さい。
10枚の写真を似たような感じか、それ以上綺麗に切抜きが出来たら、簡単なバナー作成用素材としても活用できますので、
是非、一緒に練習していきましょう!
大きく分けると、
- シンプルな切抜き2つ
- 輪郭に沿った切抜き3つ
- 複雑な形状の切抜き5つ
の3段階で元画像と切抜き画像、あとは私が実際に使ったツールを紹介していきます。
切抜き方法はいくつもありますが、私の知っている出来るだけ簡単で、それっぽく切り抜けた方法を紹介してます。
シンプルな切り抜き練習素材2つ
綺麗なお花。これはハイビスカスですね。
さっそくこの写真を切り抜いたのが下の画像
まずは外径をトリミングしたような感じで切り抜いてみました。
使ったツールは、
- 長方形選択ツール
です。これで必要な範囲を囲い、コピーして貼り付けました。
(Win:Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付け)
もしくは、メニューバーにある選択範囲を反転して、Deleteキーを押すと囲った範囲の外側を消せます。
次です。
こちらは美味しそうなイチゴの写真です。
こちらも同じ様にですが、今度は
- 楕円形選択ツール
で選択して、周りを削除しました。
これらだったら、ワードやエクセル・パワーポイントなどでも同じ様に出来ますね。
でも、せっかくなのでPhotosohpで練習していきましょう!フォトショだと、微調整や別の用途で使う時にとっても便利だからです。
これらの切抜き方法が出来ると、背景画の上に載せてバナーやパンフレットなんかで使われている
こんなイメージ
が作れそうですよね!

あれ?なんだか写真の周りに白い縁があるぞ!?

せっかくだったので、貼り付けた画像に
レイヤー効果『境界線』を付けて背景の上に別写真が乗っかってるのが分かるようにしてみました。
レイヤー効果については、後ほど。
輪郭に沿った切抜き練習素材3つ
必要な部分だけを切り抜く方法の練習として、
- 曇り空
- ハンドクリーム
- 黒い鞄
の3枚の写真を使って紹介します。
曇り空を晴れた空へ変えてみた
なんとなく撮影した田舎の風景たけど、ちょっと天気がイマイチ。
なので、空を晴れに変えた方法です。
まず、空の部分を切り取ってみました。
切り取った空の部分を選択するのに使ったツールは、
- クイック選択ツール
です。
これを使って空を選択し、削除しました。
※先ほどのお花やイチゴと同様に空か空以外の選択しやすい方を選んで、選択範囲の反転でも大丈夫ですね。
綺麗な空の画像を見つけて、レイヤーで重ねます。
(ついでに少し明るくしました)
すると、
わかりやすいように並べると、

おぉ!晴れた空になった。
でも、レイヤーの使い方はまだ良く分からないぞ!

まずここでは、こんなことが出来るんだ!という感じで見てて下さい。今回の記事では、輪郭(境界線)に沿って切り抜くの練習です。
つづいては、自宅にある身近なものを撮影して切り抜いてみましょう。
ハンドクリームの写真を切り抜いてみた
こちらは、テーブルに置いて上からなるべく影にならないようにして撮影しました。
こちらは一気に選択してみたいと思うので、
①の選択ツールを選んで、②の被写体を選択を押します。
するとこんな感じになって、

周りが赤くなってわかりやすいぞ!もし赤くならないときはどうすの?
選択範囲の表示モードでいろいろと変えられますが、デフォルトのままのこの半透明の赤(オーバーレイ)が私は分かりやすいので、そのままにしています。
そして、OKを押しまわりを削除するとこうなりました。
分かりやすいように色のついた背景に重ねてみました。
このように商品が輪郭で切り取れるようになると、ちょっとした商品サイトに載っている商品画像として使えるような気がしてきませんか?
例えばこんな感じ。

デザインのセンスは別として、切り抜きができると様々なことが出来そうだ。というくらいにこの画像では受け止めて下さい。
続いては、もう少し複雑な写真で挑戦します。
鞄の写真画像を切り抜いてみた
先ほどのハンドクリームよりも少し複雑な形状です。
そして切り抜いたのがこちら
なかなかイイ感じで切り抜けました。
せっかくなので、こんな感じにしてみました。

こちらもデザインの良し悪しは無視として、こんな感じで切り抜きができると面白いよ!という感じで参考にして下さい。
ハンドクリームよりも輪郭が複雑なカバンでしたが、まぁまぁ上手くできました。
複雑だったところは、微調整をしました。
やり方は、先ほどのハンドクリームの時と同様に『選択とマスク』を押して、半透明のピンク色で選択部分と非選択部分がわかるようにします。
そして、選択範囲から漏れていたところを追加で+、-して範囲を指定しました。
私が上記の鞄で選択範囲の微調整にかけた時間は、だいたい2~3分くらいです。
これら3つの画像
- 曇り空
- ハンドクリーム
- 黒い鞄
で選択範囲を選ぶのに使ったツールは、
- 被写体を選択
- クイック
この2つです。
これらの選択範囲を指定して、切抜きができるようになると、曇り空を青空に変えることができたり、楽天やアマゾン・フリマアプリなどの出展商品画像として活用することもできそうですね!
※また、写真画像から商品だけを切り抜いて欲しい。といった依頼も世の中には存在してますし、そういう副業も可能になります。
複雑な被写体の切抜き練習素材5つ
ちょっと複雑なアジサイのお花を切り抜いて、別色の背景へ重ねてみます。
せっかくだったので、左右対称に反転移動すると、こんな感じになりました。
切抜きで使った方法は、先ほどの黒い鞄と同様の『被写体を選択』と『クイック選択ツール』です。
続いてはタオルを切り抜いてみました。
これを切り抜いて葉っぱの画像の上に重ねます。

無事に切り抜けて、別の写真に重ねたのはわかるけど、なんかすごくビミョーな感じ。

そうですね…
これはすごく意味不明な合成写真になってしまいました。
でも、切抜きはうまくできてると思います。
つづいては、もっと難しい輪郭がはっきりとしていない写真の切抜きをやってみたいと思います。
被写体としては、
- 動物の毛
- 人間の髪の毛
を上手く切抜きたいと思います。
試しにやってみましたが、元の写真がイマイチだったのと、いまいち上手く切り抜け無かったので、上手に出来たら残り2枚の写真も紹介していきます。
それでも、上記までの切抜きが出来るだけで、あとはアイデア次第で活用法は無限大です!
まとめ
Photoshop初心者が『切り抜きツールに早くなれるポイント』は、
遊びながらたくさんの素材を切り抜いてみる
だと思います。
やればやっただけ自分のPhotoshopの切り抜きスキルは上達してきますからね!
さぁ、どんどん練習して普段のサラリーマンとはちょっと違った自分を発見していきましょう。
ちなみにこちらも私が切抜き&他の写真と合成した写真の1つです。

フリー素材の写真ACへ投稿した写真です。
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