Photoshopで光の玉の作り方を簡単に紹介

Photoshopで光の玉の作り方を簡単に紹介

今回は、Photoshopを使って様々な演出を与えてくれる、光の玉を作っていきたいと思います。

  1. ソフト円ブラシを重ねて作る光の玉
  2. 描画の逆光で作ってスクリーンで配置する光の玉
  3. ソフト円ブラシとレイヤー効果(光彩外側)で作る光の玉

これら3つの作り方を簡単に紹介します。

また、光の差し込みについて練習したい時は

をご覧ください。

そして、当記事で紹介している光を使った手法で慣れてくると、こんな作品も簡単にできてしまいますよ。

光の玉を使う前

写真ACで見つけた奇麗な蝶の写真ですが、

光の玉で演出を加えた作品

少しだけ幻想的な味付けを加えてみました(作業時間約3分)

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どれも初心者向けの簡単な作品なので、これからPhotoshopを独学しようとしている方は参考にしてもらえると幸いです。

では、いきます!

 

ソフト円ブラシを重ねて作る光の玉

ソフト円ブラシを重ねて作る光の玉

ブラシツールだけで作る光の玉です。

  • 光源から広がるぼんやりとした明かり
  • 光の玉に変化を与える色
  • 発光体(光の中心)

これらを重ねて作っていきます。

 

  • ぼんやりとした明かり

ぼんやりとした明かり

ソフト円ブラシで、うっすらと黄色にして硬さを0%にしたものです。

 

  • 光の玉に変化を与える色

アレンジした光の玉

ソフト円ブラシで、硬さ50%にして、うっすらと色を付けたものです。左から赤・黄・青にしてます

 

  • 発光体

発光体

ソフト円ブラシで、

硬さ50%の白、ポンポンポンと3回クリックしたものです。

 

これらを順番に重ねて作ったのが、こちらです。

ソフト円ブラシで重ねて作った光の玉

わかりやすくする為に、黒背景レイヤーの上に1つ新規レイヤーをつくり、そこでつくりました。

ぼんやりと小さな太陽みたくできるようになったら、

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この様な使い方もできるようになります。

 

また、ぼんやりした光、発行体、アレンジした光をそれぞれレイヤー分けして作ると、後から修正しやすかったりします。

スネーィル
スネーィル

これだけでも、ちょっとしたエフェクト効果に使えそうな気がしませんか?

そして、これらの光の玉を使った作品例はこんな感じです。

光の玉の作品例

それぞれの光に濃淡の差を付けていないので単調なかんじですが、少しは幻想的なイメージになりました。

スパイスを効かせる色のサイズをもう少し目立つようにした方が良かったかもしれませんが、何となく色味が付いてるくらいに仕上げてみました。

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描画の逆光で作ってスクリーンで配置する光の玉

次は、Photoshopのフィルター機能の中にある逆光を使って、光の玉を作る方法を紹介します。

  • 黒背景に逆光を配置
  • レイヤーの描画モードをスクリーンにする

これだけです。

レンズの種類

レンズの種類は、50-300mmズームにしました。

逆光でスクリーン

レイヤーの描画モードを『スクリーン』にしてます。

しかし、これは他のレイヤーの上に配置して効果が現れるので、このままだと何も変化はありません。

逆光

それではさっそく配置したいと思います。

森の写真を背景レイヤーとして、その上に乗せてます。

背景レイヤーに重ねた逆光

レイヤーをスクリーンにすると、周りの黒い部分は消えて太陽のような光の玉が残りました。

このような写真の場合、木々の隙間から光が差し込む様子だったり、光が当たって明るくなっているところと、影になっているところもPhotoshopで付くようにするとよりカッコ良く仕上がります。

(少しだけ差し込む光を追加してみました。)

また、差し込む光の作り方については別記事

も合わせてご覧下さい。

 

ソフト円ブラシとレイヤー効果(光彩外側)で作る光の玉

次はレイヤー効果を使った方法です。

スネーィル
スネーィル

この方法が一番簡単かもしれません。

光源は、白や薄っすらと黄色やピンクなどにしておくとカッコ良くなります。

そして、ソフト円ブラシで硬さは50〜70%としました。

ベースとなる光

ワンクリックで明るさが足りないと感じた時は、複数回クリックして光源の明るさを増やしていきましょう。

始めに紹介した、ソフト円ブラシだけで作る光源とほぼ一緒です。全く一緒でも大丈夫です。

光源が配置出来ましたら、次はレイヤースタイルを使っていきます。

レイヤーをダブルクリックして、レイヤースタイルを表示させます。

レイヤースタイル設定

設定値はいろいろと触って好みの感じにしていきましょう。

数値を変え過ぎてデフォルトがわからなくなってしまった時は、『初期設定に戻す』ボタンを押すと、元に戻ります。

 

また、レイヤースタイルは他にもいろいろな機能がありますが、光彩(外側)だけでも輪郭の外側に設定した色が光ってる感じになります。

スネーィル
スネーィル

光彩(外側)を使って光の玉を使う時に知っていると便利な方法を紹介します。

レイヤースタイルは、同一レイヤー内は同じ効果(発光色)になってしまいます。

なので、複数のレイヤーに分けて光源を描き、レイヤー毎で色を変えてあげるとより幻想的なイメージに仕上がります。

さっそくやってみたのがこちら。

ソフト円ブラシとレイヤー効果(光彩外側)で作る光の玉

何となく、様々な色を放つ蛍が飛んでいるようになりました。

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まとめ

今回は、Photoshopを使って光の玉の作り方を紹介してきました。

  1. ソフト円ブラシを重ねて作る光の玉
  2. 描画の逆光で作ってスクリーンで配置する光の玉
  3. ソフト円ブラシとレイヤー効果(光彩外側)で作る光の玉

どれも基本的な操作だけで十分できる画き方です。

 

1つの作品に今回3つの方法全てを取り入れるのではなく、1作品で1つの方法というやり方をしていくと早く慣れてくると思います。

慣れてくると、どの作品にはどの光の玉が使いやすいかも身についてくると私は思ってます。

参考にしてもらえましたら幸いです。

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