今回は夕焼けの空をPhotoshopを使い、よりカッコよくダイナミックに加工していきたいと思います。
- 画像編集で使うツールは、
- 切抜き(角度)
- スポット修復ブラシツール
- クイック選択ツール
- トーンカーブ
- 消しゴム
- 雲模様でぼかし放射状
- レンズフィルター
です。では、いきます!
夕日の元写真を用意
これでも十分きれいで、たまたま雲の向こうに太陽が隠れて、光線のように見えたのでもっと手を加えていきます。
まずは、Photoshopの機能で、水平に直し、余計な電線も消してから作業していきます。
画像を水平に直す方法
水平に直すやり方は、
ここで、直していきましょう。この時傾きを直す時に周りがトリミングされてしまうので、場合によっては小さくなってしまいます。
あまり小さくなってほしくない時は、『コンテンツに応じる』へチェック入れておくと、PhotoshopのAIが頑張ってくれますので、時と場合によっては使い分けましょう。
Photoshopで電線を消す方法
ちょっとした電線でしたら、スポット修復ブラシツールでなぞって消してしまいましょう。
今回程度の電線でしたら、一瞬であたかも無かったかのように消してくれます。
まず、ここまでの作業で、
- 写真の傾きを水平に直す
- 電線を消す
ができたので、次はどうする?
夕焼けの光を強調するために風景を暗くする
つぎは、クイック選択ツールで、空以外を選択して、その部分だけを少し暗くしていきます。
今回はトーンカーブを使っていきますが、別の方法でも構いません。ただ、トーンカーブを使うと結構楽なので、トーンカーブを使った方法でご説明します。
レイヤー構成はこのようになっています。
レイヤー0は、元の写真を角度を直して電線をけしたものです。
それから空以外を選択して、コピーしたのが、空以外の風景レイヤーです。
そのコピーレイヤだけにトーンカーブを効かせると、さっきの写真が次のようになります。
次は、空をよりダイナミックに加工していきたいと思います。
元の夕焼けを強調するトーンカーブ
せっかくなので、空だけにもトーンカーブを効かせてみましょう。
すると上の写真のようになりました。
レイヤー構成は、次のようになっております。
このようになってます。
元の風景写真を空と空以外に分けて、それぞれに別のトーンカーブを使って表現を使い分けてみました。
そしてできたのがこの写真です。
今にも夕日が雲と山の中へ沈みそうで、幻想的な光が放っている様子になりました。しかし今回はさらに手を加えていきたいと思います。
夕日と太陽から差し込む光を追加していきたいと思います。
夕焼けの空に夕日を追加
この様な感じで、ちょうど夕日の光が強そうなところに太陽を書いてみました。この画像はズームしてるので違和感がありますが、実際は小さく遠くなのでこのままいきます。
オレンジいろくぼんやりとした光の玉をつくり、雲に隠れているだろう。というところはマスクをかけました。
ぼんやりとした光は、別記事
を参考にして下さい。この方法で太陽を追加してます。
ちょっとだけ夕日が不自然だけど、まぁいいでしょう。
つぎは、夕日から差し込む光を追加していきます。
やり方は、これも以前の記事
で紹介している方法を使っています。
- 雲模様でスクリーンにする
- フィルターぼかし放射状を選択
- 余分なところを削除(マスクまたは消しゴム)
の手順でやるとこうなります。
夕日に白っぽい差し込む光は不自然なので、次は差し込む光の色を変えていきます。
全体的に色付け
奇麗な夕焼けの空って、ほんの数分ですが、全体的にオレンジ色になる時ってありますよね、そこで今回はその状態を再現してみました。
やり方は、
レンズフィルター(オレンジ色)です。
レイヤー構成はこのようになっています。
また、夜空に欠かせないテクニックは、
も、是非オススメです。
まとめ
今回は出張帰りの車窓から見た夕焼けの景色が奇麗だったので、Photoshopを使ってさらにダイナミックに加工してみました。
使ったツールは、
- 画像編集で使うツールは、
- 切抜き(角度)
- スポット修復ブラシツール
- クイック選択ツール
- トーンカーブ
- 消しゴム
- 雲模様でぼかし放射状
- レンズフィルター
です。
Photoshopを始めてまだ間もない場合は、ちょっと複雑なレイヤー構成ですが、どれも段階的に覚えてきたものを組み合わせただけです。
今回は、追加した太陽がいまいちでしたので、太陽の画像を作るのが課題となりました。もしくは、太陽だけを別の画像から持ってくる方法もいいかもしれません。
私も写真ACへ太陽の写真を投稿してますので、場合によってはどうぞ。
この画像は、クイック選択ツールで手だけを選択して手の色を明るくするためにトーンカーブを使いました。
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