Photoshopで合成写真の作り方を簡単に紹介。

Photoshopで合成写真の作り方を簡単に紹介。

今回は、PCの画面に他の画像をはめ込む合成写真の作り方を紹介します。ただはめ込むだけでは面白くないので、少しはみ出して合成させると、面白い写真に出来上がります。

是非、参考にして下さい。

ではいきます1

 

合成写真の元フレームを用意

合成写真の元フレームを用意

今回は、こちらのノートPCを使って、合成写真を作っていきたいと思います。

元のフレーム用写真

まず、この様にPCだけを切り抜き、画面と背景を任意のグラデーションにしたところからご説明します。

 

やり方は、

  • クイック選択ツールでノートPCを選択
  • コピペ(Ctrl+C Ctrl+V)

切り抜いてはりつけたPC

これで、新たにレイヤーが一つできて、PCが配置されました。せっかくなので、PCの角度を少し直しました。

次は、画面の切り抜きです。

これは、多角形選択ツールで画面の四隅をクリックして、四角く囲めたら、その状態で選択範囲の反転を押します。

  • 選択範囲 ⇒ 選択範囲を反転

選択範囲の反転

そして、この状態になったら、

ベクトルマスクを追加を押すと、窓部をくりぬくことが出来ます。

ベクトルマスクの追加

すると、さっきのこちら↓

元のフレーム用写真

こちらが出来上がりました。

 

飛び出す元写真の準備

飛び出す元写真の準備

今回はこちらのインコの写真を合成させて、画面からはみ出すようにしたいと思います。

まず、インコだけをクイック選択ツールで選択して、コピーします。

つぎは、さっきのPCの画面の上で貼付け(Ctrl+V)します。

貼付けた写真

これだけでもちょっと面白いですが、今回は画面から飛び出すような合成写真にしたいので、インコの向きを変えて、画面の中へ引っ込んでもらいます。

赤丸部分の修正方法

貼り付けたインコ写真のバウンディングボックスで、インコの向きを変えました。

大きさも任意のサイズに変えて、あとは、赤く囲ったあたりをPC画面の内側に入れてしまえばだいたい完成です。

では、やっていきましょう。

 

被写体を半透明化して作業性UP

加工する被写体を半透明化

次はこのインコの尻尾のところをPCの画面フチの輪郭でトリムしたい為、半透明にして作業していきます。

多角形選択ツールで選択

次は、多角形選択ツールで消したいところを囲っていきます。

消すよりマスク

囲めたら、削除でもいいのですが、やっぱりもう少しインコのサイズや位置を変えたい!という時は、消してしまったところは復元できませんので、マスクをかけておくようにしましょう。

マスクが出来たら、インコの透明度を元に戻すと、

画面から飛び出ているインコ

この様になりました。

このままではちょっと寂しいので、PCの画面に緑を付け加えたいと思います。

 

PC画面にジャングル写真の貼付け

PC画面にジャングル写真の貼付け

つぎは、インコの生息してそうな熱帯の写真をみつけて、PC画面に配置していきたいと思います。

はじめにPC画面をくりぬいた時の選択範囲がそのまま使えますので、その選択範囲で、ジャングルをきりぬきます。

すると、こうなりました。

PC画面に写真を貼り付け

貼付けができたら、

インコとPC、PCの画面のレイヤー位置関係を整えて完成です。

Photoshopで合成写真の作り方を簡単に紹介。

背景がブルーだけではつまらなかったので、PC画面に張り付けたジャングル写真を全体の背景にも配置してみました。

そして、ちょっとだけ自作ブラシで作ったキラキラ星を追加しております。

 

まとめ

今回はPhotoshopで合成写真の練習として、PC画面から飛び出すインコの様子をつくってみました。

今回のポイントは、PC画面の縁を意識してインコの写真にマスクをかけることです。

レイヤー構成

レイヤー構成はこのようになっています。

インコ写真はコピペして、2つ目のインコ写真はスクリーンにして明るくするために活用してます。

この記事の1つ目で紹介している方法です。

 

また、星ブラシは

で紹介した時に作ったブラシをそのまま活用しています。

.小さなフラミンゴ

同じようなやり方で、スマホの中にフラミンゴを配置してみました。

また、こんな画面へのはめ込みもやってみましたので、是非参考にして下さい。

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