今回はこのような粒子から人や物体が沸き上がってきたような、エフェクト効果の一つ。
粒子の作り方を簡単に紹介します。
ポイントは、2つ
- フィルターのゆがみ
- レイヤーマスク
です。では、行きます!
元画像の用意
今回はこちらの写真を使って、粒子の作り方を紹介します。
まず、粒子にしたい部分を選択範囲で囲み、
コピーして新規レイヤーにペーストしておきます。
フィルター機能のゆがみで一気に画像を広げる
コピーしたレイヤー、ズボンの画像をフィルター機能を使って一気に色を広げます。
フィルター機能で、ゆがみを選択すると、次のような設定画面が出てきます。
ここで、サイズを少し大きめにして、画像のズボンを引っ張ってみます。もしあまり上手く伸びない時は、サイズを500⇒700⇒1000と大きくしていくと伸びやすくなります。
密度や筆圧も好みによって変えてみてください。
だいたい次のように画像を引っ張ることができれば、だいたい大丈夫です。
一旦元の画像と重ね合わせてみましょう。
だいたい大丈夫です。
蝶と茶色の革靴と岩の色も茶色で似ていたので、少し被ってるくらいがちょうど良さそうです。
レイヤーマスクで元写真をマスク
元の写真にレイヤーマスクをかけて、拡散しているブラシでマスクをかけます。
予め、ほどよいブラシを作っておくといいですね。
私は以前紹介したこの自作ブラシを使いました。
このブラシをつかい、始めにズボンをコピペした時の写真を使い選択範囲を限定して、粒子状に消えるようにマスクをかけました。
レイヤーマスクの様子はこのような感じです。
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粒子の元になる画像もレイヤーマスクで作成
次は、メインの粒子状になるぶぶんですが、ここもやり方は基本的に同じです。ちょっとちがうのは、始めに真っ黒(全てマスク)した状態にしてから、
必要な部分を浮き上がらせるようなイメージです。
レイヤーマスクを一度に真っ黒に塗りつぶす方法は、
- イメージ ⇒ 色調補正 ⇒ 諧調の反転
で一気に反転することが出来ます。
反転させると、伸ばしたズボンの画像が一気に消えると思います。
きえたら、次は、レイヤーマスクを選択している状態で、拡散ブラシ(自作ブラシ)で少しづつなぞっていきます。
この時、ブラシサイズは小さい方がより粒子感があるのでオススメです。
ただ、これだとイマイチよくわからないので、先ほどの画像、元写真と重ねてみましょう。
もとの写真とかさねると、岩から人間が沸き上がってきたような感じになってきました。
好みで、粒子の量を調節して完成です。
まとめ
今回は、Photoshopを使い、粒子状で誕生する様子、消滅する様子をつくってみました。
ポイントは、
- フィルターのゆがみ
- レイヤーマスク
の2つです。
ちょっと難しかったかもですが、何度か練習しながら試して下さい。
また、今回は粒子を表現する為に、自作ブラシを予め用意してました。
この様なブラシです。
こちらも慣れると自分好みのブラシがいろいろと作れるので、是非民して下さい。
そして最後にもう一つ、粒子状にするときのブラシを煙ブラシでうまくやると、
この様な感じにすることもできます。
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