今回は、紙メインの販促物デザイン会社で働いている、現役デザイナーさんの紹介です。彼女は20代前半で、入社時はPhotoshop初心者でしたが、日々努力している方です。
Photoshopを使った様々な体験談を10回にわたって紹介していく、第4回目の内容です。
就職、転職、副業、フリーランスなど、Photoshopを使ってお仕事をした。Photoshopはまだ使ったこともないけど、デザインが好きなので、好きを活かしたお仕事をしたい。
そう考えている方は是非、参考としてご覧ください。
紙媒体の販促物デザインで気を付けていること
私はPhotoshopを使用して、主に紙媒体の販促物デザイン業務を行っています。
勤務体系は正社員として勤務しています。Photoshopを使う場面は、画像の切り抜き作業と明るさ調整などの加工です。
チラシやカタログは写真で商品のデザインを伝えて、その良し悪しがそのまま売り上げに繋がることが多いので、Photoshopでの作業は特に慎重に丁寧に作業を行っています。
また、切り抜きや明るさ調整以外にも、ときどきイラストを描くこともあります。
絵を描くときはIllustratorよりPhotoshopの方が表現の幅が大きいというより、私はPhotoshopの方を先に覚えたので、Photoshopをメインとして活用しています。
また空の合成なども行うことがありますが、最新のPhotoshopでは空を合成するツールが増えたのでとても作業が楽になりました。
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紙メインの販促物会社で働く20代女性の収入
私のお給料は、手取りでだいたい月20万円くらいです。
ただ、デザイン関係をやっている人は趣味としても、副業としてもメインのお給料以外で収入を得ている人も多く、私の周りでも複数名いらっしゃいます。
わたしはまだ副業をするほどの時間的な余裕がないので、月20万円くらいのお給料で生活しています。
嬉しいことに毎年少しずつ昇給していますので、まだ副業というよりは、本業を頑張っていこうと思っています。
私の得た収入は生活費に使ったり、欲しいものを買ったり飲食に使っています。
残りは貯金に回していましたが、最近投資に回すようにしています。
販促物のお仕事で大変だったこと
初めはPhotoshopを使いこなすことが難しかったので、画像を一つ切り抜くだけで数時間かかってしまうことがありました。
作業スピードが遅いとその分他の人に仕事が振り分けられるので、迷惑をかけていました。
それではだめだと思い、会社が終わってから自宅で画像切り抜きを練習しました。また作業スピードが早くて綺麗にできる先輩や同僚にコツや、やり方を聞いてまわりました。
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そして、自分が不得意だと思う作業は進んで数をこなすことにしました。
こうした努力で現在は人よりも綺麗にスピーディーに作業を進めることができるようになり、会社に少しは貢献できていると思っています。
今度は自分が見本となるように、後輩などの育成に力を入れたいと思います。
紙メインの販促物デザイン職を目指す人へ
新卒で採用を目指している人は、とにかくポートフォリオに力を入れるといいと思います。
Photoshopで作った作品を多めに入れて、自分がどのくらいPhotoshopを使いこなすことができるのかアピールするといいと思います。
案外クリエイティブ系の会社は、コミュニケーション能力が大事になる場面もあるので、面接は元気いっぱいなフレッシュな雰囲気を出すといいと思います。
転職でPhotoshopを使う仕事を目指す場合は、実務経験をアピールできるように職務経歴書や履歴書をしっかり仕上げることが大事だと思います。
実務経験がない場合は趣味で作ったものでも持参して、少しでも自分の能力をわかってもらえるようアピールしたほうがいいと思います。
これからPhotoshopを学ぼうとしている方へ
1つは画像の切り抜きをひたすらやることです。
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Photoshopで切り抜きの作業を行う業務は非常に多く、最も基本的な操作の一つだと思います。この切抜き作業を早くやれることだけでも、かなり即戦力になると思います。
2つめはコンペに応募することです。
Photoshopを使い作品を作ることで勉強にもなるし、もしも賞を取ることができたら実績にもなり自分に自信がつきます。
この2つは自分も実践してきたことで、今でもやってきて仕事に役立っているのでかなりおすすめです。
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