この記事は、これからPhotoshopを独学で覚えたい人、Photoshopの練習を始めたい人へ向けた、初心者向けの内容です。
まずはじめに覚えたいPhotoshopツールの1つ
『素材の切抜き』 について書いてます。
切抜き練習する為の素材は、身近な物でスマホ撮影した写真を使って紹介していきます。
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記事を書いたのはブログ運営者の私、スネーィルと申します。
写真投稿サイトへ作品を投稿する為に、Photoshopを独学中のサラリーマンです。職業はデザインとは無関係な仕事をしてます。
写真撮影スキル、デザインセンスを全く持ってない私自身ですが、
それでも、少しづつPhotoshopを覚えてきて、毎月5,000円以上を写真投稿サイトで換金出来るようになりました。
とはいってもまだ5ヵ月続いて、6ヵ月目が達成できそうなくらいですけど。
証拠画像
そんな私が今まで勉強してて感じたことがあります。
それは、本や動画で学んでいくと、
- 例えばどんな感じ?
と思ったり、
- 参考例でもっと簡単な写真があったらいいな。
と思いましたので、10枚の写真を使って学んだことを紹介します。
また、毎月5,000円(手数料引いて4,700円)の収入が得られるようになってきたので、自分の備忘録も兼ねた『Photoshop初心者向け1分講座』の様な記事も始めました。
まだ記事数は少ないですが、切抜きはだいたいできるよ!という方は、1分講座の方がより実践に近い内容だと思います。
では、切抜き練習素材に話しはもどり、
これから先の内容は、ビフォーアフター画像を載せているので、Photoshopの独学初心者の方は、是非真似してみて下さい。
10枚の写真を似たような感じか、それ以上綺麗に切抜きが出来たら、簡単なバナー作成用素材としても活用できますので、
是非、一緒に練習していきましょう!
大きく分けると、
- シンプルな切抜き2つ
- 輪郭に沿った切抜き3つ
- 複雑な形状の切抜き5つ
の3段階で元画像と切抜き画像、実際に使ったツールを紹介していきます。
切抜き方法はいくつもありますが、この記事では私の知っている範囲で、出来るだけ簡単で、それっぽく切り抜けた方法を紹介してます。
また、切抜きテクニックと合わせて練習し易い、かんたんなレタッチの練習素材も用意してます。
この記事↑は、当ページの最後にもリンクを貼ってますので、そちらも合わせてご覧下さい。
きっと、Photoshopの独学に役に立つと思います。
また、白抜き練習方法から訪れてくれた方は、当記事で紹介する方法を一通りご覧いただいたら、再び元の記事↓
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へ戻って、他の切り抜き記事も合わせてご覧ください。
それでは、シンプルな切抜きから紹介していきます。
シンプルな切り抜き練習素材2つ
綺麗なお花。これはハイビスカスですね。
さっそくこの写真を切り抜いたのが下の画像
まずは外周をトリミングしたような感じで切り抜いてみました。
使ったツールは、
- 長方形選択ツール
です。これで必要な範囲を囲い、コピーして貼り付けました。
(Win:Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付け)
もしくは、メニューバーにある選択範囲を反転して、Deleteキーを押すと囲った範囲の外側を消せます。
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こんなの余裕!もう少し切り抜き練習素材を知りたい!という時は、こんな記事も用意してます。
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初心者よりほんの少し背伸びしている内容です。
話しは戻り、次いきます。
こちらは美味しそうなイチゴの写真です。
こちらも同じ様にですが、今度は
- 楕円形選択ツール
で選択して、周りを削除しました。
これらだったら、ワードやエクセル・パワーポイントなどでも同じ様に出来ますね。
でも、せっかくなのでPhotosohpで練習していきましょう!フォトショだと、微調整や別の用途で使う時にとっても便利だからです。
これらの切抜き方法が出来ると、背景画の上に載せてバナーやパンフレットなんかで使われている
こんなイメージ
が作れそうですよね!
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あれ?なんだか写真の周りに白い縁があるぞ!?
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せっかくだったので、貼り付けた画像に
レイヤー効果『境界線』を付けて背景の上に別写真が乗っかってるのが分かるようにしてみました。
レイヤー効果については、後ほど。
また、次の記事で紹介している額縁(フレーム)と組み合わせるのも面白いと思います。
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輪郭に沿った切抜き練習素材3つ
必要な部分だけを切り抜く方法の練習として、
- 曇り空
- ハンドクリーム
- 黒い鞄
の3枚の写真を使って紹介します。
曇り空を晴れた空へ変えてみた
なんとなく撮影した田舎の風景たけど、ちょっと天気がイマイチ。
なので、空を晴れに変えた方法です。
まず、空の部分を切り取ってみました。
切り取った空の部分を選択するのに使ったツールは、
- クイック選択ツール
です。
これを使って空を選択し、削除しました。
※先ほどのお花やイチゴと同様に空か空以外の選択しやすい方を選んで、選択範囲の反転でも大丈夫ですね。
綺麗な空の画像を見つけて、レイヤーで重ねます。
(ついでに少し明るくしました)
すると、
わかりやすいように並べると、
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おぉ!晴れた空になった。
でも、レイヤーの使い方はまだ良く分からないぞ!
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まずここでは、こんなことが出来るんだ!という感じで見てて下さい。今回の記事では、輪郭(境界線)に沿って切り抜くの練習です。
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この記事↑で紹介しているのも、輪郭に沿って素材を切り抜いた作品です。
また、今回の空を切り取って入れ替えた方法と同じように、画像編集(レタッチ)してアイキャッチ画像を作ってみるのも面白いと思います。
例えば
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こんな感じ↑で。
空のレタッチに興味のある人は
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
これらの記事↑もいかがでしょうか。
つづいては、自宅にある身近なものを撮影して切り抜いてみましょう。
ハンドクリームの写真を切り抜いてみた
こちらは、テーブルに置いて上からなるべく影にならないようにして撮影しました。
こちらは一気に選択してみたいと思うので、
①の選択ツールを選んで、②の被写体を選択を押します。
するとこんな感じになって、
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周りが赤くなってわかりやすいぞ!もし赤くならないときはどうすの?
選択範囲の表示モードでいろいろと変えられますが、デフォルトのままのこの半透明の赤(オーバーレイ)が私は分かりやすいので、そのままにしています。
そして、OKを押しまわりを削除するとこうなりました。
分かりやすいように色のついた背景に重ねてみました。
このように商品が輪郭で切り取れるようになると、ちょっとした商品サイトに載っている商品画像として使えるような気がしてきませんか?
例えばこんな感じ。
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デザインのセンスは別として、切り抜きができると様々なことが出来そうだ。というくらいにこの画像では受け止めて下さい。
例えば白抜き加工も基本的に同じやり方です。
で紹介してる内容もきっとすぐにマスターできらことでしょう。
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続いては、もう少し複雑な写真で挑戦します。
鞄の写真画像を切り抜いてみた
先ほどのハンドクリームよりも少し複雑な形状です。
そして切り抜いたのがこちら
なかなかイイ感じで切り抜けました。
これが出来ると
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こんなこともいずれ出来るようになりますので頑張って練習していきましょう!
せっかくなので、先ほどの鞄をこんな感じにしてみました。

こちらもデザインの良し悪しは無視として、こんな感じで切り抜きができると面白いよ!という感じで参考にして下さい。
ハンドクリームよりも輪郭が複雑なカバンでしたが、まぁまぁ上手くできました。
複雑だったところは、微調整をしました。
やり方は、先ほどのハンドクリームの時と同様に『選択とマスク』を押して、半透明のピンク色で選択部分と非選択部分がわかるようにします。
そして、選択範囲から漏れていたところを追加で+、-して範囲を指定しました。
私が上記の鞄で選択範囲の微調整にかけた時間は、だいたい2~3分くらいです。
これら3つの画像
- 曇り空
- ハンドクリーム
- 黒い鞄
で選択範囲を選ぶのに使ったツールは、
- 被写体を選択
- クイック選択ツール
この2つです。
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選択範囲を指定して、切抜きができるようになると、曇り空を青空に変えることができたり、楽天やアマゾン・フリマアプリなどの出展商品画像として活用することもできそうですね!
※また、写真画像から商品だけを切り抜いて欲しい。といった依頼も世の中には存在してますし、そういう副業も可能になります。
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複雑な被写体の切抜き練習素材5つ
ちょっと複雑なアジサイのお花を切り抜いて、別色の背景へ重ねてみます。
せっかくだったので、左右対称に反転移動すると、こんな感じになりました。
切抜きで使った方法は、先ほどの黒い鞄と同様の『被写体を選択』と『クイック選択ツール』です。
続いてはタオルを切り抜いてみました。
これを切り抜いて葉っぱの画像の上に重ねます。

無事に切り抜けて、別の写真に重ねたのはわかるけど、なんかすごくビミョーな感じ。

そうですね…
これはすごく意味不明な合成写真になってしまいました。
でも、切抜きはうまくできてると思います。
つづいては、もっと難しい輪郭がはっきりとしていない写真の切抜きをやってみたいと思います。
被写体としては、
- 人間の髪の毛
- 動物
を切り抜いてみたいと思います。
髪の毛を切り抜いてみた
私の場合は、今回もクリック選択ツールを使用します。
そして切り抜いたのがこちら
なんだか美容院の見本みたいになりました。
せっかくなので、髪を染めてみましょう!
さらに元の女性の写真とかさねると、
こうなりました!
少し違和感がありますが、今は気にしません!

何度も繰り返して、様々な髪の状態でも抜けるようになると自然と次なるステップ(違和感をなくす方法)も見えてきますよ♪
この女性の後ろ姿は、私が写真ACへ投稿している作品なので、練習用として活用してみたい方は是非どうぞ。
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また。人物を使った簡単な作品やレタッチもいくつか紹介してます。
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
合わせてどうぞ。
動物を切り抜いてみた
可愛いワンちゃんですね!
それでは早速切り抜いてみます。ワンちゃんもクイック選択ツールを使って切り抜きます。
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この写真は、しっぽの部分と背景のふすまの色が似ているのでうまく切る抜けるか心配です。
細部を拡大するとイマイチですが、気にせず加工していきます。

さっき先生もそんなこと言ってたからね!
で、
出来上がったのがこちら。
パソコンがでかいのか、ワンちゃんが小さすぎるのか…
どれもいまいち微妙なところはありますが、上記までの切抜きが出来るだけで、あとはアイデア次第で活用法は無限大です!
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まとめ
Photoshop初心者が『切り抜きツールに早くなれるポイント』は、
遊びながらたくさんの素材を切り抜いてみる
だと思います。
やればやっただけ自分のPhotoshopの切り抜きスキルは上達してきますからね!
さぁ、どんどん練習して普段のサラリーマンとはちょっと違った自分を発見していきましょう。
ちなみにこちらも私が切抜き&他の写真と合成した写真の1つです。
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フリー素材の写真ACへ投稿した写真です。
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