今回は、YouTubeの再生回数にも大きく左右する、サムネイルの作り方をPhotoshopを使い簡単に紹介します。
サイズを変えればバナー広告や、ブログなどのアイキャッチ画像としても使えるので、是非参考にしてください。
★Photoshop初心者向けの内容です。
この記事を見た後は、もう少しPhotoshopツールを使ったサムネイル画像の作り方、
もおすすめです。
では、いきます!
YouTubeのサムネイルサイズは決まってます
YouTubeのサムネイルサイズは公式で決まっているので、迷うことなくこのサイズを使いましょう。
- 横1280px 縦720px 解像度72px/inch
Photoshopを開いたら下記の設定でGo!です。
そして、カラーモードは、
- RGBカラー
- カンバスカラー 白(または透明)
これで行きましょう。
サムネイルやバナーなど、デジタルコンテンツの時は RGB。
印刷物の時はCMYKカラー と覚えておきましょう。
また、解像度もデジタルコンテンツの時は72ppiでOKなので、72ppiと覚えておきましょう。
カンバスサイズが決まりましたので、次からさっそくサムネイルを作っていきます。
主役の人物を切り抜く
今回は、私も登録しているフリー素材サイト(写真AC)から見つけてきた、こちらの女性写真をつかい、サムネイル画像の作り方を紹介します。
YouTubeのサムネイルだったら、動画の主役となる人物を使うのが常識ですが、私はYouTube投稿してないので、こちらの女性を使って説明していきます。
主人公を切り抜く
動画内のキャプチャー画像や、主役を別で撮影した写真を用意します。
そして、人物を切抜きます。
私の場合、ほとんどクイック選択ツールを使い切抜きをしますが、他にもさまざまな方法がありますので、慣れてて時間のかからない方法で切り抜きをするのがオススメです。
人物をクイック選択ツールで囲み、レイヤーマスクをかけたのがこちらです。
赤矢印の部分、すこし写真背景の画像が残ってしまったので、修正します。サムネイルなので、第一印象はすごく大切ですからね!
レイヤーマスクで雑なところを直す
レイヤーマスクのサムネイルをダブルクリックします。
すると、再度下記の選択範囲の画面が出てくるので、不要だった部分や背景画で上手くトリムされてなかったところに微調整を加えて修正します。
先ほど気なったところを修正したのがこちらです。
↓ ↓ ↓
YouTubeのサムネイルなので、これでOKとします。
女性の写真を少し小さくして使うので、細かいところは目立たたなくなるからです。
もし紙に印刷するポスターやチラシなどの場合はもっと丁寧な作業をしましょう。
ψ あわせてオススメ記事 ψ
主役と伝えたい言葉の配置
次は主役を配置して、動画の中で伝えたいことを短い言葉で表現できるようにします。
0.3秒で気になるかも。
と、思って貰えるような短い言葉を入れておくと良いかもしれません。
今回は、赤い枠に動画のテーマを入れて、青い枠にその中身を書いていきます。そして、視聴者と同じ悩みや疑問を持っている女性を右下に配置してみました。
このサムネイルを観た人が共感をもってもらったり、ん?なんだこれは。と気になって見てみようかな。という形にしていきます。
今回は背景画像はあえてシンプルな単色にしてあります。
背景に写真を使ったり、違う画像を入れていく方法は今後少しづつ紹介していきます。
枠を入れて画像に締まりを追加
全体を枠で囲むことで、なんとなく締まりがでるように思えませんか?
だいたいイメージがつかめてきたので、次は実際に文字を入れていきます。
イメージに文字を入れて確認
なかなかいい感じになってきました。
ところで、『切・字・枠』ってなんだ?
そう、今回はこれって何だろう?と思って貰えるようなキーワードと、共感してもらえそうな女性写真を選択しました。
でもなんか物足りないというか、薄っぺらく感じるので、文字や枠に効果を付けていきます。
文字と枠にレイヤー効果で見た目UP!
先ほどの文字と、周りの枠にPhotoshopで効果を付けてみました。
- レイヤー効果
光彩とドロップシャドウで、白の縁取りと立体的に見える影を入れてみました。
見せ方としては、女性の頭のイメージみたいに吹き出しを付けたりするほうほうもありますが、シェイプの使い方は慣れないと難しいので、今回は飛ばしました。
サムネイルの簡単な作り方のまとめ
今回の作業を復習すると、
- 主役となる人物をレイヤーマスクで切り抜く(マスクで修正が出来るように)
- 文字を配置する場所と、短い言葉を決める
- 枠を付けて、締まりをだす
- 文字と枠にレイヤー効果で見た目効果をあげる
以上の流れです。
ということで、今回のサムネイルとして、切・字・枠を使い、表現してみました。
背景はなんとなく柔らかいイメージ色にしてます。
是非参考にして下さい。次回は少し違った、
『あっ、こういうの見たことあるかも!』というサムネイル画像の作り方を紹介します。
≪ 関連記事 ≫
今回の内容は、『独学Photoshop』の本で学んだ内容のほんの一部です。
書籍で学びながら、購入者限定WebページではさらにPSDデータをDLしてより詳しく勉強できるので、これからPhotoshopを学ぼうとしている方には是非オススメです。
また、当ブログでもPhotoshopテクニックを紹介していますので、他の記事もご覧ください。
コメント