今回は、トーンカーブとレンズフィルターを使って、新緑の映える奇麗な午前中の空を夕焼けに変えてみました。
木の枝や葉っぱを選択範囲でくくるのにPCスペックが少し必要ですが、中スペックの私のPCでもできたので、少しづつ何度かにわけれやればきっと大丈夫です!
では、紹介します。
風景から空と空以外の選択
元画像はこちらです。
せっかくなので、車や電線、マンション・ビルなどの人工物が映らないように空を向けて撮影しました。
5月後半で、時間は朝10時頃の空気も奇麗な空の写真です。
もし、風景に合わない物が映り混んでしまった時は、サクッ!と消してから作業を始めましょう。
消し方の参考にして下さい。
空以外をコピー
クイック選択ツールを使い、空以外をコピーします。
境界線調整ブラシツールを使い、葉と空の微妙なところはPhotoshopのAIにお願いします。
選択できたら、ctrl+Cとctrl+Vのコピペで、葉っぱだけのレイヤーを作ります。
超基本練習は次の別記事をご覧下さい。
トーンカーブで色を黒くした
次は、先ほど葉っぱだけをコピーしたレイヤーだけにトーンカーブをかけていきます。
調整レイヤーのトーンカーブ機能は、雰囲気をガラッと変えるのに便利です。
上記のグラフのようにすると、黒っぽく影のようになります。
altを押しながら、レイヤー1とトーンカーブレイヤーの間をクリックすると、下のレイヤーだけに効果を適応できます。
レンズフィルターで夕焼け色に
この様な感じにすると、夕焼けっぽくなります。
同じく夕焼け作品の一例
レイヤー構成はこうなっています。
元の画像、レイヤー0も表示させないと空が出てこないので、すべてのレイヤーを表示させます。
これで完成です。
まとめ
昼間の明るい空でも、部分的にトーンカーブを効かせて色を暗くして、レンズフィルターで全体の色のイメージを変えてみました。
たったそれだけですが、まるで夕焼けのような感じになりました。
夕焼けの太陽なんかも追加したり、夕日からの光加減を追加するともっとカッコよくなるかもしれませんね!
今回は以上です。
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Photoshopレタッチ・加工の本を見ながら、私なりに手持ちの写真でレタッチしてみました。
ちょっとPhotoshopを起動したことがある人でしたら、すごく分かりやすい説明です。
また、完成されたPSDデータもDLできるので、自分の作業と比較しながら独学ができるのは嬉しいです。
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