今回は、Photoshopが使えると実践で役に立つお仕事の体験談を紹介します。
- メガネ関係のお仕事を2件
- フォトスタジオ1件
- 一般企業と副業1件
- 現役カメラマン1件
以上、5人の体験談を紹介します。
Photoshopを使ったお仕事探しの参考にして下さい。
では、紹介します。
メガネメーカーで使ってたPhotoshopの仕事
以前メガネメーカーでアルバイトをしていた時の体験談です。
まず、メガネメーカーでPhotoshopの作業が必要になるまでの流れを紹介します。
- 新作メガネのフレームをデザイナーの方がデザインします
- そのデザインを元に工場で生産し、完成したメガネが出来上がります
- 次に新しく作られたメガネを撮影して、カタログやホームページにアップしていきます
このような流れになっています。
この、カタログやホームページにアップする際に、Photoshopで画像を加工していく作業があります。
私はその作業を担当していました。
基本的には画像は白い背景で撮影されていますが、色味や陰などでモニター上では完全な白にはなっていません。
なので、メガネだけを上手く切り取って、背景を完全な白にしていく作業を延々と行っていました。
その他には、実物のメガネと見比べながら、なるべくモニター上でも色味が同じになるように、Photoshopで色彩やコントラストなどを調整します。
こうして出来た画像をカタログに載せる写真にしたり、ホームページにアップしていました。
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メガネ製造工場で使ってたPhotoshop作業
メガネを取り扱っている会社でPhotoshopを使っていました。
メガネ部品やレンズなどで、時々不良品が出てしまいます。
これら不良品の詳細を社内と、製造委託している下請け業者や取引メーカーと共有する為に、Photoshopの画像データを使用していました。
やり方は、
- 不具合商品の写真撮影
- 撮影画像の切り取りや詳細拡大写真の作成
- 不具合内容の文字入れ
- 改良と再発防止対策の為の資料作成
などをして不具合内容を共有します。
良くあるのが、同じメガネフレームでも生産工場により微妙な色味の違いやブリッジ・クリングス(鼻にかかるところ)の形状が違ったりしてしまうことがあります。
これらをPhotoshopを用いてわかり易く説明する為の画像加工の作業をしていました。
普段はPhotoshopを頻繁に使うことはありませんでしたが、不良などが出た時は写真データとそれらの資料を活用して各社共有していました。
一見難しそうな風に聞こえてしまいますが、普段パソコンを使う方でなくても簡単に扱えるかと思います。
難しい作業等はなく、決まった方法しか使わなかったので、一度覚えれば簡単に使うことができました。
ちなみに私の勤め先では、誰でもphotoshopが使えるように担当者(社員、パートも含む)は全員が使えるようにしています。
その方が仕事の作業効率も上がりますし、作業している人も共有することができる為です。
フォトスタジオで扱うPhotoshop作業
フォトショップをマスターしていれば活躍できる場所は、主に写真を扱う機会が多い企業やお店などかと思います。
特に多いのは、写真スタジオや結婚式場に入っているフォトスタジオ、または提携しているスタジオなどです。
大手の写真スタジオになると、写真加工専門のスタッフを雇うくらい需要は高いです。
写真加工専門スタッフと言っても、パートやアルバイトなど、固定の時間内の作業で良いので比較的効率よく稼ぐ事が出来ました。
ただし、七五三や成人式、結婚式の前撮りなどで、かなり立て込む時期もあるので、残業なしとは一概に言えませんね。
写真スタジオで使うPhotoshopの技術は、主に明るさや明度・彩度の調整、肌の気になる点などの修正がほとんどなので、一度覚えてしまえば比較的単純な作業が多かったです。
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一般企業と副業であと少しの部分に役立ったPhotoshopの作業
正社員で勤めている時の例としては、社内資料を制作する際にPhotoshopを使っていました。
- あと少し画像が明るければ
- この余計な部分が無ければ
- 映り込みを消したい
など、多くの「あと少し」の部分を修正したい時に便利なのが、Photoshopだと思います。
社内資料なので、画像修正せずに資料を完成させることも可能ですが、
その「あと少し」をPhotoshopで修正して見やすい資料にした方がよりクオリティの高いものになり、成約にも少なからず貢献してくれてると思います。
また、過去に経験したPhotoshop系の副業例としては、
- 商品の背景を白抜きにする(WEBマーケットに出品する際の画像製作)
- ご家庭で撮影した写真のリサイズ、色彩を補正する
- YouTubeのサムネ制作
など、多数あります。
上記2.の写真のリサイズや色彩修正に関しては、ウェディング写真等は撮影から補正までプロがやることが多いですが、
日常や運動会などのイベントごとの写真は安く多く依頼できる方が意外と多くいらっしゃいます。
また、依頼者様のご希望次第ですが、
- 写りこんでいる人を消して欲しい
- 住所の特定になりそうなものを誤魔化して欲しい
- 髪を増やして欲しい
- ほうれい線をなくして欲しい
など、単調な補正以外のことを頼まれることもあります。その際は手間はかかりますが単価も上げ交渉し易いです。
ところがWEBマーケット用の画像制作に関しては、背景を白抜きにする以外に
- 人の手を合成して使用している感じにしてほしい
- 商品説明の文字を足して欲しい
などもありました。
しかし商品画像制作は写真のリサイズとは違って、加工内容が増えても単価が上がることはあまりない印象でした。(一枚の金額が固定だった為)
フォトショップは未経験でしたが、現役Webデザイナーさんへ転職した体験談記事も合わせてご覧ください。
現役カメラマンが語るPhotoshopの仕事内容
ほとんどのカメラマンはPhotoshopしか使ってない方が多いです。
なので写真撮影に自信があれば、Photoshopを使いつつカメラマンになる。という選択肢もありかと思います。
カメラマンをやってて感じてることですが、写真の仕事は大変広範囲であります。
なので、得意とする撮影分野があれば成り立つのではないかと思います。
写真の使用目的によって、一眼レフでないと問題外のものから、アイフォンでも仕事になるものまであります。
また、写真を撮らないとしたら、Photoshopだけを使って、ウェブサイト向けの広告制作というお仕事もあります。
ウェブ向けには納品形式がJPGのほうが使い勝手がよいため、製作段階からフォトショップでやったほうがひと手間楽かと思います。
フォトショップをかなり使いこなしている人であれば、レタッチの仕事もあります。
例えば人物の場合、肌のトーンや、シミ、シワ取り。
建物であれば、ポスター除去、電柱除去や空の貼り替えといった作業などあります。
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まとめ
この記事で紹介してきたPhotoshopを使ったお仕事をしている人達の職業ですが、みなそれぞれ違います。
しかしPhotoshopでやってきた作業は、どれも似たようなところがあったと思います。
もちろん、求められるレベルはそれぞれ違うことでしょう。
でも、これから転職や就職する人にとって、Photoshopが使えるのと使えないのでは、プラスαのスキルとして、役に立つことは十分あると思いました。
参考にしてもらえましたら幸いです。
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