今回はPhotoshopを使い、電球を光らせる方法を紹介します。
また、電球以外にも街灯や怪しく光るきのこも作ってみたいと思います。
Photoshopでレタッチの練習を始めて間もない方へ向けた内容です。
また、ちょっとだけステップアップすると、
このような画像編集もできます。
また、電球を光らせることが出来たら、次のステップとしてスポットライトの作り方も覚えたいところです。
そこで、記事後半からは、フォトショの機能を使って
・スポットライトの作り方
・Photoshopで光らせる方法
・照明効果をPhotoshopで作る方法
・画像を光らせる方法
など紹介してますのでざっと最後までご覧頂き、真似てみたいところがありましたら、是非あなたもPhotoshopで光を使った方法を試してみてください。
Photoshopでレタッチの練習を始めて間もない方へ向けた内容です。
では、紹介します。
電球を光らせる方法
電球を光らせる簡単な方法です。
電球の画像を開くか、背景画像に電球画像を配置します。今回は、配置しました。
この記事↑で紹介した時に切り抜き保存しておいた電球画像です。
次に、その電球のレイヤーの上に新規にレイヤーを1つ作り作業していきます。新規に作ったレイヤー名を『白い光』としました。
それでは、光を付けていきます。電球で明かりが灯って欲しいところに『ソフト円ブラシ(描画色は白)』を軽くポンとおきます。
大きさは電球より大きめで、硬さは10%にしました。
白(明かりの元)を置いたら、そのレイヤーにぼかし(ガウス)を効かせて、ぼんやり感を出します。
実際、ぼかし(ガウス)の有無の違いはほとんど分かりませんが、光や背景の状態では『ぼんやり感』が出ますので、ぼんやりとした光にしたい時はぼかしを入れる方法も覚えておきましょう!
(半径を100pixelにしましたが、画像サイズにもよっても変化量は違いますのでたくさん試して慣れていきましょう)
次に、レイヤーをオーバーレイにします。
すると電球の画像はこんな感じ。
先ほどは白をうっすらと上に被せたような感じでしたが、レイヤーをオーバーレイにすると中が光ってるようになってくれます。
比較してみましょう。
並べて比較すると、中が光ってる感はあるね。
でもあんまり違わないような・・・
まだ終わりではありません。
これだけでも電球は明るく光りましたが、もっと電球色の色を足していきましょう。
白い明かりのレイヤーの上にもう1つ新規レイヤー『電球色』を作ります。
電球色(黄色)も同じように
- ぼかし(ガウス)
- オーバーレイ
とやってみましょう。すると、こうなりました。
完成です。
では実際にちょっと使いたい。と思い見つけたフリー素材を使って、その電球を光らせてみましょう。
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フリー素材の電球を光らせる方法を一気に説明
こちらのフリー素材を先ほどのように
- 白い光
- 黄色い光
- ぼかし(ガウス)
- オーバーレイ
を使って、光らせていきましょう。
電球部分だけを一旦コピー
今回のサンプル画像では、電球の向こうが透けて見えてしまっているので一旦電球だけのコピーレイヤーを作っておきます。
白い光のオーバーレイ
背景レイヤーの上に重ねてあまり白っぽくなってしまう時は不透明度を下げてみましょう。
重ねてみた状態によっては『ぼかし(ガウス)』フィルターをかけて、光にぼんやり感を追加してみてください。
黄色い光のオーバーレイ
白の次は黄色い電球色もオーバーレイにして重ねていきます。
不透明度100%だと違和感が強いので、不透明度を下げて調整していきましょう。
電球をスクリーンで調整
ここまでの状態は、白い光と黄色い光をオーバーレイと不透明度、ぼかし(ガウス)を使って光のイメージをつくりました。
ただ、このままだと電球そのものがあまり光ってないようにも見えます。
そこで、一番初めに電球だけをコピーしたものを使っていきます。
次は電球のコピーを「スクリーン」にして、不透明度を調整していきます。
すると、先ほどよりは電球が光っているようになってきたと思います。
周りも明るくして電球の発光感を追加
背景レイヤーの上に一つ新しくレイヤー「手に反射する光」をつくり、黄色のソフト円ブラシと、オーバーレイ、不透明度で様子を見ながら電球の光が手に反射している様子を追加して完成です。
元の写真と比べてみると、違いは明らかですね。
つづいては、この光らせるテクニックを使って簡単なレタッチ作品を紹介します。
夜の提灯を光らせてみた
例えばこの写真の一番手前にある提灯を明るく光らせてみたいと思います。
やり方は上記と同じ方法でやってみました。
黄色い矢印で示している提灯に明かりをつけてみました。
室内写真を明るくする方法
例えばレシピ記事にこちらのフリー素材を使いたいのですが、もう少し明るい感じにしたい。
というシチュエーションもあると思います。そんな時に写真画像を光らせたり明るくする方法を紹介します。
レイヤーコピーだけの一瞬で違和感なく明るくする方法
元の背景レイヤーをコピーします。
スクリーンにして、明るすぎた時は不透明度を少しづつ下げて調整。
全体を明るくした画像の完成
こちらはスクリーンにして、不透明度100%(スクリーン効果を100%効かせてる状態)です。
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きのこを光らせてみた
次はこちらのキノコの写真を使い、周りを暗くしてきのこが不思議な光を放つようにしてみたいと思います。
こんな感じになりました。
実際にこんなきのこがあったらすごく不気味ですよね!でも、お庭の街灯だったら楽しいかもしれません。
作り方は、上記の電球を光らせた方法と同じで、ソフト円ブラシの硬さを少し変えたり、きのこの傘の下も少し明るくしました。
ファンタジー作品やおとぎ話で出てきそうなイメージ作りに活用できそうです。
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電球を光らせる まとめ そして…
今回は電球を光らせる方法について紹介してきました。
ポイントは、光は別レイヤーで作り、
オーバーレイ効果で元画像を残しているところです。
また、オーバーレイを使って部分的に明るさをプラスする方法は、
光の玉の作り方で紹介している方法と合わせても活躍してくれると思います。
参考にしてもらえましたら幸いです。
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また、光りと合わせて活用したい、影や反射加工についてはこちらを参考にして下さい。
と、ここまでが出来るようになったら、次は同じく光を作る方法の一つ、スポットライトの作り方を紹介します。
スポットライトの作り方は選択範囲とトーンカーブで簡単に!
次も山の中で見つけたきのこを使い、右上黄色矢印の方向からスポットライトの光を作っていきたいと思います。
トーンカーブで明暗を操ろう!
調整レイヤーのトーンカーブは、このように少し下にさがるような曲線にすると、全体的に暗くなります。
また、逆に上に山なりになるようにすると、このように全体的に明るく表現することが出来ます。
選択範囲を作り輪郭をぼかしてスポットライトを演出
次は、多角形選択ツールで、このように光を当てたい形と輪郭を作ります。
この選択範囲は迷うことなく、感覚で作っていきましょう!
レイヤーを分けて作るので、変だと思ったらレイヤーを消してもう一度やり直せばいいので、気にする必要はありません。
選択範囲を作ってから調整レイヤーのトーンカーブをクリック
すると、先ほどとは違い、囲った範囲だけを明るくしたり暗くすることが(トーンカーブ効果を加えることが)出来るので、まずは不自然ですが、このように光を当ててみました。
明るいところと暗いところの輪郭がくっきりしてて、なんか変だぞ。ちなみにこの時のレイヤーはどうなってるんだ?
単純にこんなかんじ。
- 背景レイヤーは念の為手を加えずに、そのまま残してます。
- 背景レイヤーをCtrl+Jでレイヤーコピーしてします。
- 選択範囲で囲んだところだけにトーンカーブを適用
と、ここまでは大丈夫ですね!
次は、別の記事でもよく使っている、「ぼかし(ガウス)」を使っていきます。
フィルター、ぼかし、ぼかし(ガウス)と、順番に選んでいって、ぼかし具合はこんな感じにしました。
元となる写真の画質や条件によってぼかしの半径は違ってきますので、
プレビューにチェックを入れて、実際の画面の様子を見ながら調整していきましょう!
スポットライトの完成
はい!
ベニテングタケというきのこの写真を使い、スポットライトを当ててみました。
スポットライト風の光を当ててみたまとめ
今回のポイントは、何気なく多角形選択ツールで選びましたが、実は少しポイントがあります。
- 光が差し込んでる側の傘を選択
- 柄の右側だけを選択
- 地面も少し照らしてる風に選択
といったところを少し気にして選択範囲を作ってみました。
是非やってみてください!
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