
せっかく良い写真が撮れたのに、蛍光灯の光や窓ガラスの反射(映り込み)が白く入ってしまって、「あ〜あ……」とガッカリしたことはありませんか?

そうなんだよー!メルカリやヤフオクに出品しようとしてスマホで商品(このあと出てくるハンドクリームとか)を撮影するんだけど、室内だとどうしても天井の電気がツルッとした表面に反射しちゃってさ……。撮り直すのもめんどくさいし、フォトショップで綺麗に消せないかな!?

光沢のあるお皿やガラス製品、スマホ・PCの画面、メガネの反射とかも気になりますよね。やっぱり地道にコピースタンプツールとかで消していくしかないんでしょうか?

諦めなくて大丈夫ですよ。Photoshopを使えば、気になる写真の光の反射や映り込みを、驚くほど自然に消し去ることができます!

本当!?難しい技術とか、すごく細かい根気が必要だったりする?

写真の状況に合わせていくつかの方法がありますが、初心者の方でもカンタンにできる手順がありますよ。コツさえ掴めば一瞬です!

おお、それは心強い!先生、具体的な手順を教えてください!

お任せください。ではさっそく、Photoshopで反射を消してみましょう!……とその前に、最新のAI機能について少し補足しておきますね
《Photoshopの「光」の扱いをまとめてマスターしたい方へ》
写真のテカリ消去だけでなく、差し込み光の演出や電球の発光など、Photoshopで光と影を自在にコントロールするテクニックを下記記事で網羅しています。あわせて参考にしてみてください!

【最新】削除ツール(AI機能)でサッと反射・映り込みを消す方法
現在のPhotoshopでは「生成塗りつぶし」や「削除ツール(AI)」を使うことで、反射や映り込みの除去が一瞬で完了するようになりました。
特に削除ツールはクレジットを消費せずに使えるため非常に便利です。
《削除ツール(AI機能)を使った方法》

削除ツールを選択して、消したい部分をなぞります。
ネギの部分に注目してください。

こちらのネギがこのよう↓に削除してくれます。

このようにきれいに削除しただけでなく周りの画像に合わせてAIが自動で修正してくれました。また、この方法だと生成AIクレジットは消費されないので、気にすることがなく安心です。
ここまで進化してくると、どれが本物の写真かわらかなくなってきそうですね!
- ツールバーから「削除ツール」を選択
- 消したい部分(反射や不要物)をブラシでなぞる
- AIが自動で周りの背景になじませて削除完了!

≪ 関連記事 ≫
ただし、AIに頼り切ると周囲の質感が不自然になったり、不自然に模様が変わってしまう場合もあります。
本記事で解説する手動の調整法(スポット修復ブラシや修復ブラシ)をマスターしておき、AIと手作業を組み合わせて微調整するのが最もクオリティを高める近道です!
それでは、今回は写真撮影した時に反射してしまった光を消す方法の紹介です。
ツルっとしたお皿やガラス製品、PC画面やメガネなどに、照明ライトや太陽光が白く反射してしまった時に役立つテクニックを順番に解説していきます。
例えば、こんな感じ↓

これはハンドクリームを撮影した写真です。室内で撮影したところ天井の電気が反射してしまいました。
これと同じように、スマホで撮影した写真がなんか反射してしまった。
せっかく撮ったのに後で見たら光が反射しててちょっと残念。そんな時に反射が消せたら便利ですよね!

そうそう、時々メルカリとかヤフオクなどに出品しようとして撮影したけど、後で見たら光が反射してしまった。そんなことよくあるんだよね。
だいたいは撮り直しするけど、それはめんどくさいしPhotoshopで簡単に反射を消せたらいいな。ってよく思ってたんだよね。

それではさっそくPhotoshopで反射を消してみましょう!
<これからやり方を紹介する、光の反射を消した例>

どうでしょうか?
うっすらと反射している光は自然に残しつつ、強く反射しているところは違和感なく消すことができました。
この様に、これから紹介する方法は、Photoshopの独学を始めたばかりの人でもすぐに実践できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください!
≪あわせて読みたい!》
光の反射を消す技術とあわせてマスターしたい、「Photoshopでスポットライトのような光源の作り方」はこちらで解説しています。
スポット修復ブラシツールで写真の反射を消しゴムのように消す方法
お皿に盛りつけた料理を撮影した時に、天井のライトがお皿に反射してしまいました。

また、
ツルっとっした素材(電球)に天井の蛍光灯の光が反射してしまいました。

こんな時の修正方法は、部分的な汚れを消す感覚で「スポット修復ブラシツール」を使い、消してしまいましょう!

消すというより、選択した範囲の外側の状態になじませる。と言った方が正しいかもしれません。

で、さっそくなぞってみると↓こんな感じで消せました。

電球の反射も同様に消したいところをなぞっていくと、反射した光はこうなりました↓

小さな範囲の光の反射やテカリは、スポット修復ブラシツールを使うと簡単に消すことができます。

スポット修復ブラシツールで上手くいかない時は、ブラシの「直径サイズ」や「硬さ」を変えて、一気に塗らずに少しずつクリックしていくと綺麗に馴染みますよ。
では、次の方法を行きましょう!
写真の光の反射を周囲と馴染ませて綺麗に消す方法
続いては、もう少し大きめな光の反射やテカリを消す方法です。

この水滴がついてるトマトを写真撮影したところ、天井の照明が反射してしまいました。
ここで使うPhotoshopのツールは「修復ブラシツール」です。

修正したい部分の近くでサンプル取り(Alt+クリック)をして、少しづつ反射している部分を塗っていくイメージです。

でも、慣れないうちはブラシで塗り重ねた部分の境界線が目立ってしまう時もあります。
そんな時は、境界線の部分だけ「スポット修復ブラシツール」を軽く重ねて、違和感がないように馴染ませていきましょう。

それっぽくなったと思いませんか?
このトマトの写真の場合、水滴の質感を取りつつ反射だけを消すことができました。

正確にいうと、水滴を残したのではなく水滴もコピーして持ってきたのが正解ですが、良く見ないとわからないのでOKとします。
同じような反射の消し方では、コピースタンプを使う方法もありますが、基本的には同じような手順で綺麗に仕上げることができます。
PC画面・メガネ・ガラスへの映り込みや反射した光を消す方法

次は、このノートPCの画面に反射している光を消す方法を2つ紹介します。
(PC画面だけでなく、メガネの反射や車のガラス、サングラスへの映り込みにも応用できます!)
- 画面だけを入れ替える
- 元の画像を残しつつぼかす
では順番に紹介します。
画面の映り込み部分だけを入れ替える方法
まず、消したい画面(またはガラス部分)の範囲を選択ツールで囲みます。

次に、選択した範囲を消去(Delete)します。

次に貼り付ける画像を用意して貼り付けます。
最初に画面を消した時の選択範囲を活用してはめ込み、

浮いてしまわないように「ぼかし」や「明るさ」を補正して完成です。

このような感じにしてみました。

パッとみた感じでは、自然に画面が置き換わっていて映り込みが綺麗に消えていますね!
では次は、もっと自然に反射を消していく「ぼかし」を使った方法を紹介します。
ぼかしを使い自然な感じに写真の反射・映り込みを消す方法
ぼかしたい画面を選択範囲で囲みます。ここまでは先程と同じです。

選択範囲が表示されている状態で「Ctrl + J」を押すと、選択した部分だけが新しいレイヤーとして複製されます。

元写真を一旦非表示にし、複製したレイヤーを選択した状態で「フィルター」>「ぼかし」>「ぼかし(ガウス)」を適用します。

ぼかしの度合いは、背景が半透明くらいになってしまって構いません。

この時の注意点は、画面選択した時の選択範囲を表示させたまま「ぼかし」を使うことです!
もし選択範囲が解除されてぼかしが外にはみ出てしまったら、レイヤーのサムネイル画像を「Ctrl + 左クリック」して選択範囲を復活させましょう。
選択範囲が解除されてしまっていてNGの場合↓

選択範囲を復活させる方法
レイヤーのサムネイル画像(下記でいうオレンジ色部分)をCtrlを押しながら左クリックを押すと、PC画面をコピーした時の選択範囲が復活します。

次の様にぼかしができればOKです。

あとは、このぼかしたレイヤーを複数コピーして重ねます。

元写真レイヤーを表示させ、その上にぼかした画面を何枚も重ねた状態がこちら↓です。

キーボード部分に反射している光とも馴染み、すごく自然な仕上がりになりました!
この方法は、鏡やサングラス、車のガラスにカメラマンや周囲の人物が映り込んでしまった時や、住所・個人情報などの見せたくない情報が入ってしまった時のモザイク代わりの保護処理としても活用できます。
《Photoshopの画像編集・AI活用テクニック》
光の調整や補正と合わせて使いたい、写真の加工・構図調整テクニックです。基本の切り抜きから最新AIを使った背景拡張まで、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ:写真の反射・テカリは状況に合わせてツールを使い分けよう
今回紹介してきた、写真の光の反射・映り込みを消す主な方法は以下の通りです。
- スポット修復ブラシツール:小さな光や点状のテカリをサッと消す
- 修復ブラシツール / 削除ツール(AI):周囲の画像を被せて境界線を馴染ませる
- 範囲選択+ぼかし / 画像差し替え:PC画面やガラス、メガネなどの大きな映り込みを自然に消す
これらの方法を紹介してきました。
慣れないうちは少し修正感が出てしまうかもしれませんが、写真の状況に合わせてツールを使い分けることで、プロのような自然な仕上がりになります。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
当ブログではPhotoshop初心者向けに様々な記事を用意しております。『初心者がまず覚えたい7つのテクニック』も合わせてどうぞ!

今回の「画面の反射を消す」とは少しアプローチを変えて、グラデーションレイヤーを重ねて自然に修正する方法も下記記事で解説しています。


なるほど!グラデーションを使って修正する方法もあるんだね。そういえば、写真に綺麗な光を差し込ませるレタッチもできるって聞いたんだけど……?

よく知っていますね!Photoshopを使うと、雲の中から光が差し込んでいるようなドラマチックな演出を作ることもできますよ。
≪あわせて読みたい!≫
今回は「光の反射を消すテクニック」をご紹介しましたが、逆に「写真にドラマチックな光を差し込ませる演出テクニック」は以下の記事で解説しています。
あわせて参考にしてみてください!

ψ あわせてオススメ記事 ψ
今回の記事のようなレタッチに最適な写真は、私の写真ACプロフィールページでも無料配布しています。
最近では沖縄へ行った時の地元のお刺身料理素材とか

他にも柴犬素材や料理写真も数多く掲載してますので、練習用に是非ご活用下さい。




コメント