今回は、このような合成写真を作っていきたいと思います。
Photoshopで編集した流れは、
- 被写体の切取り
- 写真の複写
- 写真を左右反転
- 元写真から部分的にコピペ
- 明るさとその他調整で完成!
といった5ステップの流れです。
では、紹介していきます。
被写体の切取りと複写
元の写真からこのように、欲しい部分を切り取ります。
今回切取った時に使ったツールは、
- クイック選択ツール
です。当ブログで紹介している様々な記事では、ほとんどを『クイック選択ツール』で作業しています。
- クイック選択ツールでほしい部分の選択
- コピペ(Ctrl+J 、Ctrl+V)
また、このぬいぐるみ単体写真で何かに使いたい時もあるので、複写したものを白抜き写真としてデーターを保存しておくと、別の時に役に立つかもしれませんので、一旦保存しておきましょう。
自分用PCのローカルフォルダーや、AdobeのCreativ Cloudなどに保存しておきましょう。
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写真を反転させる便利なPhotoshop機能2つ
次は、このように向かい合ったひよこさんのように、片方を反転させて貼り付ける方法です。
ここで、ポイント!同じように見える左右反転でも2通りの方法があるので注意してください。
編集の変形で左右反転させる方法
一つの(選択した)レイヤーの中身だけを反転させる方法は、上記の
- 編集 ⇒ 変形 ⇒ 水平方向に反転
です。
もう一つの方法は次に紹介します。
イメージでカンバスを左右反転させる方法
- イメージ ⇒ 画像の回転 ⇒ カンバスを左右に反転
ただ、この方法だと、すべてのレイヤーの左右が反転してしまうので、オススメできません。
この様になってしまいます。
ただ、合成写真をメインの編集画面(カンバス)で作成途中で、他のウィンドウで取り込みたい画像を別で編集して持ってきたい時。
のようなときに使ったりします。
編集とイメージの反転を使い分けるには
画像を左右反転させるには他にも、上記のようにバウンディングボックスを引っ張って逆転させる方法などもあります。
こういう方法もあるな程度で、一般的には初めに紹介した
- 編集 ⇒ 変形 ⇒ 水平方向に反転
を覚えておけば大丈夫でしょう。
部分的な切取りと貼付けで新たなオブジェクト作成
次は、元写真のテーブル部分を切り取り、利用していきます。
- 元画像を別ウィンドウで開く
- 切抜きツール
- 角度補正
を使います。具体的にはこんな感じ↓
次につかうのはこのテーブルの部分だけなので、欲しいところを長方形選択ツールで囲み、コピペしたのがこちらです。
次は、この画像を背景として、先ほどの2匹向かい合うひよこのぬいぐるみ写真を重ねてみましょう。
素材を配置したら画像を整えて完成!?
1匹のひよこを2匹に複製し、テーブルを作って配置。
ひとまずは、これで完成とします。
今回はPhotoshopを使い、左右反転した合成写真を作ってみました。
でもなんか違和感あるよねー。
せっかくなので、今までいろいろと練習してきたことを織り込んでもう少し完成度高めたいんだけど。
という声もありましたので、少し手を加えていきます。
この後に手を加えるツールは、
- 背景のぼかし
- ドロップシャドウとトーンカーブで影の追加
- 明るさ調整
- コンテンツに応じた移動
これらを追加してみましょう。
左右反転を使って影を付けたらこうなった
なんとなく、大きな親ひよこが子ひよこを怒っているような、心配しているような。そんな感じに仕上がりました。
大きなひよこの目は、楕円選択ツールで選択して、コンテンツに応じた移動で少し目の角度をかえています。
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まとめ
今回の内容をまとめると、
- 被写体をクイック選択ツールでコピペ
- 編集 ⇒ 変形 ⇒ 水平方向に反転
この2つの使い方を覚えてもらえたら満足です。
それ以外に、コンテンツに応じた移動で目の角度を少し変えたり、影を付けたりについては、いろいろと写真加工をやっていくうちに覚えてきますので、楽しくPhotoshopで遊んでいきましょう!
Photoshopレタッチ・加工の本を見ながら、私なりに手持ちの写真でレタッチしてみました。
ちょっとPhotoshopを起動したことがある人でしたら、すごく分かりやすい説明です。
また、完成されたPSDデータもDLできるので、自分の作業と比較しながら独学ができるのは嬉しいです。
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