今回はPhotoshopならではの、粒子を使って、徐々に消えたり徐々に表れてくるような表現のデザインを作っていこうと思います。
まず、粒子の作り方を多少知っていることを前提としますので、粒子の作り方が全く分からない時は、
の記事を先に見てからご覧ください。
多少知ってるよ!という人は飛ばして、この記事内で紹介していく流れで分かると思いますので、ご覧ください。それでは、いきます!
星のような粒子で作った女性の作り方
今回は、こちらの牛乳を飲もうとしている女性をモデルさんとして使わせて頂きます。
こちらの女性を選んだポイントは、奇麗な横顔の輪郭が拾えそうだったからです。
まず、こちらの女性を
- クイック選択ツール
で切り抜きました。別に他の方法でもいいですが、私はほとんどをクイック選択ツールで切抜きしてます。
一度切り抜きをしたら、そのレイヤーのサムネイルをアクティブにした状態で、
- Ctrl+左クリックを押します。
(わかりやすく背景を黒にしてますが、黒にする必要はありません)
すると、切り抜いた女性の輪郭が再び現れるので、
- 新規レイヤーベタ塗り黒
で女性の影を作ります。
やり方は自由、欲しいのは横顔の女性黒の輪郭です。
元に戻す可能性もあるので、一旦レイヤーをコピーしておきます。
黒い影をフィルターゆがみで引き延ばそう
次は、
- フィルターゆがみ
この機能を使って、女性の影を後ろに引き伸ばします。
今回使いたいのは、キラキラの星をブラシで表現する範囲を作る為なので、だいたいで大丈夫です。
ある程度引き伸ばしができたら、次に行きます。
新規レイヤーに星を描く準備
- 新規レイヤー作成
で、この先で星を描いていく為の新規レイヤーを作ります。
新規レイヤーをつくったら、再び先ほど引き延ばした女性の影レイヤーをアクティブにして、
- サムネイル画像をCtrl+左クリック
を押して、引き延ばした影全体が選択範囲になるようにします。
そしたら、いったん表示されているレイヤーの目玉マークを全て消して、非表示にします。
レイヤーを全て非表示にしても選択範囲は点線で残っていると思います。
その後、先ほど作った新規レイヤーをアクティブにして、そこへブラシで星を描いていきます。
この時に役に立つのが星ブラシです。
以前の記事で自作ブラシの作り方は紹介してますので、星ブラシを持っていない、または作ってみたい人は参考にして下さい。
選択範囲内に星を描いてみた
今回私は、新規レイヤーを二つ作り、それぞれブラシサイズと色を分けてこのように書いてみました。
あとは二つのレイヤーを重ねて完成です。
選択範囲を非表示にして完成!
黒背景だと、このようになりました。また、背景レイヤーを別の絵にしてみたり、グラデーションにしてみたりしてみると、違った変化が楽しめて面白いです。
この女性が元は牛乳を飲もうとしている女性だったなんて、きっと想像もつかないと思いますが、覚えた機能を色々と使って遊んでみると、徐々に使える機能は増えてきますので、是非楽しんでみましょう!
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粒子で女性の形を作ったやり方のまとめ
今回の流れを復習すると、
- 女性の横顔の輪郭を切り抜く
- 女性の輪郭でベタ塗りする
- 輪郭をフィルターゆがみで伸ばす
- 伸ばした輪郭で選択範囲を作る
- 作った選択範囲の中に星ブラシで星を描く
- 背景を整えて完成!
といった流れになっております。また、もっと短縮したり別の方法やさらにプラスアルファーして、もっと表現豊かにするなど、使い道はいろいろとあると思います。
まずは、基本的な選択範囲と粒子を使ったデザインの一つとして、活用してもらえましたら幸いです。
次は光りを後ろから差し込むやり方の記事でも如何でしょうか。
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