この記事では、実際にPhotoshopの独学を始めて、自己評価で覚えてきたよ!という人の独学方法と、Photoshopを始めたキッカケを7人分紹介します。
また、そこまでたどり着くのにかかった練習期間や、モチベーションの保ち方も紹介してますので、
これからPhotoshopを独学で頑張ろう!
と思っている方は、是非参考にして下さい。
では本題にもどり、
どうやってみんなフォトショを覚えて行くんだろう?というキッカケを掴めると思いますので、是非参考にして下さい。
年賀状作成から始めて職業にしている体験談
私がPhotoshopの練習目的で、一番力を入れていたのは年賀状の作成です。
ベースはネット上のフリー素材を利用して、写真や文字、文章など、パーツを足していくだけでしたが、初心者でもそれなりのものができました。
年賀状作成一連の作業では、
- 写真のサイズ変更
- 角度調整
- 色味や明るさの加減
- 複数の素材の合成方法
など、色んなテクニックが必要になります。
Photoshopはボタンがたくさんあって最初は戸惑いますが、あれこれいじりながら試行錯誤していくうちに、自然と操作も覚えていけました。
また年賀状なので『人に見せる』と思うと、自分のセンスも試されるので、いかに見栄えのいいものを作れるか。
とか、全体のバランスも考えるようになりそれがモチベーション維持となりました。
友人や知人に送る年賀状だと意識しながら作業していくと、
やる気も出るし、
満足の行くものができると、達成感は半端ないです!
Photoshopの独学でかかった練習期間
最初はPhotoshopの名前すら知らないド素人だったので、まず基本的な操作を覚えるまでに1週間くらいかかりました。
その後は、他人の作品などを見てデザインセンスなどを学んでいましたが、納得できるものができるようになるまでは1ヶ月くらいかかりました。
ただ、独学では練習にも限界があり、全ての操作を満足に使いこなせているわけではありません。
しかし、最終的にはIT企業に就職して、ネットショップのデザインを担当させてもらえるレベルになれたので、それなりに実力は認めてもらっていると自負してます。
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趣味の写真撮影が高じてデザインの依頼を受けるまでなった体験談
もともと写真撮影が好きだったので、そこからもっと良い映りの写真が欲しくてPhotoshopを始めました。
その為、最初から沢山の写真が手元にある状態だったのは、私の独学方法としては一番良かったと思っています。
段階的にPhotoshopを学んだ方法
Photoshopの使い始めは、まずどのコマンドが何をしてくれるのかが分からなかったので基本的な使い方は、関連書籍で調べました。
そこから、
- 画像を明るくする➡色味を変更する
といった、基本的な作業を繰り返し行い、まずはPhotoshopの画面に慣れる事を目安にしました。
画面に慣れてきたあたりで、
- 写真画像に映っている人物や文字を消す
といった「1枚の写真における」「自然な加工」の練習を始めました。
この「自然な加工」では、スタンプツールやブラシ等を使う練習になり、凄く勉強になりました。
その後、段階的に
- 複数枚の写真画像を切り取り➡合成の練習
へと移行させ、合成した写真を「1枚写真」と同じように「自然な加工」を施す練習をしました。
初歩中の初歩ですが、独学である以上基本をしっかり押さえるのが本当に大切だと思います。
Photoshopが使えてる!と感じるまでの期間
独学で勉強し始めてから半年ごろに、ちょうど友人の結婚式があり、その時の写真をPhotoshopで加工して渡したところ「プロみたい!」と喜ばれました。
お世辞とはわかっているものの、その言葉がとても嬉しく、多少はPhotoshopを使えているのかなと自覚しました。
趣味の延長で写真撮影&写真加工をやっていたところ、大体半年で基本的な加工技術はあらかた身につくと思います。
その後は友人経由で写真の加工を依頼されたり、職場では本業務とは別で会議用の写真やデザインを任されるようになりましたので、会社の上司からも信頼度は上がったと思います。
(私がPhotoshopの独学を始めて、1年後くらいのことです。)
年賀状作成から始めて今は家族のデザイナー
元々Photoshopを始めてみようと考えたきっかけが年賀状の作成でした。制作期限があり、作り上げた時の達成感がある「目的」を生み出すことで、学習に熱が入ります。
年賀状はPhotoshopの入り口として、みなさんへお勧めできる手軽な題材だと思います。
制作にあたり中古本ショップでPhotoshopの入門書を1冊購入し、ネットで無料の初心者講座を読んだり、Youtubeで操作動画を見たりしました。
朝の太陽が煌く太平洋の画像を何枚も撮影し、我が家の愛犬の写真も撮りました。
それらの写真を補正したり、合成したりを繰り返し、その都度必要に応じて入門書で操作確認を行いました。
3週間ほどかけてデザインが完成したときには、「基本の基本」は理解できるようになったかと思います。
年賀状の出来はお世辞にも良いとは言えませんでしたが、自分の中では非常に大きな満足を得られ、これからもPhotoshopをどんどん活用して楽しく制作に取り組もうと心に決めました。
難易度の高いデザインから始めたら途中で挫折していたかもしれません。年賀状という題材を選択して成功だったと思います。
年賀状制作の後にカレンダー作りにも何度か挑戦し、納得のいくカレンダーが完成した頃には基本的な操作を参考書無しで行えるようになっていました。
家族の中ではすごく評判は良いです。
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家庭内デザイナーと言われるようになるまでの期間
私の場合、Photoshopを始めてから4ヶ月ほどが経過していたでしょうか。
もちろんまだまだ使用していない機能はたくさんありますが、主に画像を加工するという点においては、4カ月くらいで出来るようになったと自覚しています。
今後は家族、特に子供の写真を使用して、より多くの機能をマスターしたくて日々練習中です。
妻からは、『我が家のデザイナーさん♪』なんて冗談を言われたりするので、Photoshopの操作を覚えるたびにモチベーションは上がります。
WEBの勉強から入ったPhotoshopの独学経験談
自分の場合はWEBの勉強から発展していきました。
勿論本を読んで、それ通りやるというのが基本的な話になりますが、このソフトを使って用途というのをはっきりさせることが重要かもしれません。
例えばWEB関係でバナー作成はフォトショップの3割程度の知識があれば完成すると思います。
勿論、100%使いこなせることに越したことはありませんが、
また、他人の作品を見て同じ様に真似られるような使い方を勉強していくと、より早く操作方法が身に付くように思いました。
これは個人的な意見ですが、
技術よりどのように?
という発想は、合成写真をつくるのにも関わってくる考え方だと思います。
Photoshopを勉強して半年後の成果
自分はネット関係で仕事を請け負った経験があるのですが、問題なく納品をすることができました。
簡単なゴミとりの作業でしたが、報酬を得られたので、Photoshopが多少使えるようになったと思うようになりました。
それと、WEBで必要なワイヤーフレームについてもしっかりできるようになったとき、一定の技術が身についたと感じたかもしれません。
他人の評価ではないのですが、そこまでいくのに約半年かかりました。
Photoshopのショートカットキーから独学に入った経験談
Photoshop自体の操作については、「ショートカットキー」を優先的に覚えると、ひとつひとつの操作を効率的に行えます。
そして身体に憶えこませることができるのでおすすめです。
(Windows,macでは若干配置が異なる場合があり、困惑してしまうことがあります。)
自分が主に取り組んでいる分野は、「画像の切り抜き」ですが、やはり数をこなすのが一番かと思います。
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題材はどのような画像でも良いかと思いますが、おすすめは
背景が複雑な、例えば「曇りの日に、街中で撮影された」ような画像
です。
理由は、境界線の絶妙な色加減を見極めて作業する必要があるからです。
何枚も練習していくと、自然と腕が鍛えられるかと思います。
街中にある
- 信号機やビル
- 通行人
- 車両
など、なんでも練習題材になりました。
高校時代に独学として、前述の方法で画像切り抜きについて練習しました。
最初は縁の処理が苦手で苦戦しておりましたが、1か月程重点的に練習を行った結果、満足のいくクオリティの画像を作成できるようになりました。
結果的に、デザイン系のお仕事をいくつか頂き、作業を仕上げられるレベルまで成長出来ましたので、満足しております。
現在も暇を見つけてはPhotoshop教本を開き、操作技能向上・新たな表現の習得を目指して取り組んでいます。
教材がデータとして付属している教本での練習は無駄がなく、カリキュラム通り練習すれば技能が身に付くと思います。
また、勉強を始めたころは分からなかった加工方法でも、経験を積むと意外と簡単に出来たりするのでそれだけ自分が成長出来たのかな。と思ってます。
欲求を満たす為に覚えたPhotoshop操作
ちょっと変な話しですが、
男性ならば理想女性像をモチベーションとしてトレーニングするといった方法もありかと思います。
具体的にどういった話なのかということですが、よく写真やグラビア写真など多くの画像が世の中に散らばっています。
そういった画像を自分なりに編集してうまく加工するのです。
例えばですが
- 少し太っている女性のくびれを作って背景をぼかし違和感のない画像に加工する
- シワが目立つほうれい線、そのほうれい線を消すことでより女性を美しくきれいに若返らす
といったような加工などです。
そして、それが違和感がないと自分で満足できると、今度は他人にも判断してもらいたくなったので、試しに女性アカウントを作り、そのアカウントにその画像を載せることで、反応を見てみました。
このような方法はあまりオススメ出来ないトレーニング方法ですが、私には良いトレーニングになりました。
また、多くの男性から反応を得られたら、きっとPhotoshopの技術が向上した証拠ではないでしょうか。
3年も続けられたPhotoshopの独学
独学で使うように慣れたと思ったのは、やはりたくさんの男性から反応があった時です。
最初の1年ぐらいはなかなか自分の中でも納得した画像を作ることができず、少し投げ出したくなることもありましたが、
徐々に段階を経て自分の中でも納得できる画像を作ることが出来てきました。
その後完璧に(自己評価基準)できるようになったのは3年ぐらいはかかった頃でしょう。
それぐらい時間をかけなければいけないと思います。そういった努力の甲斐もあり自分の中での Photoshop技術は高くなりました。
投稿写真でDLされやすくする為に覚えたPhotoshop
最後は、当ブログ運営者の私(スネーィル)が独学している方法です。
私の場合は、もともと写真投稿サイトへなんとなく写真を投稿してたのですが、めったにDLされず、他の人の作品を見た時です。
この写真って、ちょっと加工してるぞ!
また、複数の画像を重ね合わせた合成写真がすごくダウンロードされてる。と気が付いたので、せっかくだから覚えてみよう。もしPhotoshopが使えたら少しカッコイイしね!
というのがPhotoshopを独学しようと思ったキッカケです。
他にも絵を描くのが好きな娘に、Photoshopを教えられるようになりたい。という理由もありますが、とにかく少しくらいは覚えてみたかったのです。
そして、私の独学の成果ですが、上記6名の方達から比べると全然足元にも及びませんが、それでもPhotoshopを少し覚えただけで勤め先でも良いことがありました。
それは、勤め先の会社パンフレットを新しくする為に写真を撮影したり、仕事で撮影した写真について、『Photoshopでちょっと細工すればもっと見栄え良くなるよ』
と、何気なく言った時です。
誰かやってくれる人居ないか?
となり、それなら僕が家でちょっとやってきますよ。
と口が滑ってしまったところ、それなら頼む。となり、自宅で少し手を加えて持ってきました。
すると、思ってた以上に良い反応でした。
手を加えた加工内容は、
- ちょっと明るくした
- 余計な物(電線など)を消した
- まっすぐ水平にした
たったこれだけで、こんなに喜んでくれるならしめたものだ!
という出来事がありました。
もともとは写真投稿サイト向けに覚えようとして、何度も挫折してましたがその程度のレベルでも画像処理が全く出来ない人達(社内の人達)からすると、価値のあることだったんですよね。
そんな理由で、再びゆっくりとしたペースでPhotoshopの独学をしつつ、覚えた内容を復習も兼ねてブログの記事にしています。
何度も挫折しつつ2年くらいやってます。
頻度は、数か月まったく触ってなかったり、週に3回(1日2時間)くらいやったりくらいです。
それでも、このブログの記事で紹介しているような内容はできてきました。
また、Photoshopのおかげでライセンス料金以上を回収できる様になったので、それもPhotoshopを覚えて良かったです。
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まとめ
Photoshopで独学を経験している人の体験談をまとめると、
- 年賀状作成から始めた人
- 趣味の写真撮影から始めた人
- 趣味の画像処理から始めた人
は、楽しみながら数か月~数年かけて徐々に覚えてきたみたいですね。
また、ショートカットキーやWEBの勉強から入っていった人は、だいぶ本気度が違ったように感じます。そして、習得レベルもかなり高そうに感じました。
私のように、のらりくらりと独学してても少しづつ操作方法は覚えてきますので、もしこれから自宅で本業以外のスキルを身につけるぞ!
という人は、作りたい作品やPhotoshopでやりたいことを見つけて、是非頑張ってみてください。
初歩的なことでしたら、当ブログでも操作方法など書いてますので、よかったら参考にどうぞ。
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