今回はPhotoshopを使い、写真を明るくする方法を4つ紹介します。
- 明るさ・コントラスト調整
- レベル補正
- トーンカーブ
- レイヤーコピーで描画モードをスクリーン
この記事では特にPhotoshop初心者へ向けた内容です。
まず、上記1~3は調整レイヤーという機能を使う方法で、
4.レイヤーコピーで描画モードをスクリーン
というのは、ちょっと違った方法になるので、大きく分けてると次のイメージのような感じです。
写真を明るくすることができると、年賀状や思い出の写真、社内資料やもう少しテクニックが増えると広告やポスター作製ができるようになりますので、是非覚えてください。
まだPhotoshopを始めたばかりという方は
の記事と合わせてみてもらうと、より理解度は高まりますので合わせてご覧ください。
それでは順番に紹介します。
調整レイヤーを使い写真を明るくする方法
まずは、Photoshopを使い写真を開いてみましょう。
Photoshopへ写真を取り込むときは、
- Photoshopの起動
- 必要な写真をドラック
この2ステップで取り込むことが出来ます。
写真を取り込むと、きっと次のようになっていると思います。
左側(カンバス)の作業領域に取り込んだ写真が表示されていて、右側に背景(黄色く囲った部分)が表示されていると思います。
ひとまずこの状態で、赤矢印部の丸いアイコンをクリックします。
拡大すると、これです↓
この赤く囲った部分ですね、これをクリックすると、
このように、『ベタ塗り~特定色域の選択』の合計19種類のメニューが出てきました。
これらが全てが、調整レイヤーという機能になります。
調整レイヤーってなんだい?
という疑問は置いといて、実践で覚えていきましょう!
まず、たくさんある機能のなかで、写真を簡単に明るくする為には、黄色く囲った3項目のどれか一つでも大丈夫ですし、それぞれを組み合わせても明るくすることができます。
それでは実際に試してみましょう!
明るさ・コントラスト調整
先ほどの調整レイヤーの項目から、『明るさ・コントラスト』というところをクリックします。
すると、背景と書かれた上に一つ項目が増えました(赤ライン部)。
これが調整レイヤーというもので、『レイヤーって何?』という疑問もあると思いますが、置いといて、さっそく操作してみましょう!
次に黄色く囲ったところに『明るさ』というレバーがありますので、右に動かすと先ほどの写真が明るくなると思います。
文字通り、明るさを調整するレバーです。
この様に明るくなりました。
ついでにコントラストもいじっていると、なんとなくどのような変化になるか感じ取っておくのも良いかと思います。
もっともポピュラーな方法で、文字通りの明るさ調整です。次行きます。
レベル補正
次はレベル補正という機能を使って、明るさを調整していきたいと思います。
上記、明るさ・コントラスト調整の続きで試してみるので、まずはじめに、青く囲ったところの目玉マークをクリックして、消しておきましょう。
こうすることで、先ほどの明るさ調整機能を一時的に無しにすることが出来ます。
そして、赤く囲ったところが今回新たに追加された、『レベル補正』という機能です。
やり方簡単です。まず、黄色入れバー(白三角、△)のつまみを左に動かしてみてください。きっと写真が明るくなったはずです。
せっかくなので、中間にある△や左の方にある▲も動かしてみると、明るくなったり暗くなったりしますので、こちらも感覚で『なんか変化するんだな!』程度に実際試してみることをオススメします。
レベル補正でも明るさが調整できることが分かったら、レベル補正の左にある目玉マークもクリックして、(このように↓)
明るさ・コントラストと、レベル補正を一旦非表示にしておきましょう。
トーンカーブ
次はトーンカーブで明るさ調整です。
こちらも先ほどのこちらのマークをクリックして、トーンカーブを表示させます。
トーンカーブの場合、今までと少し違い、棒グラフと線グラフみたいなのがでてきますので、線グラフのだいたい真ん中あたりをつまみ、上へ動かしてみてください。
すると、画面の写真が明るくなっていくのが分かると思います。
こちらもせっかくなので、グラフのもっと右の方だったり、左の方だったり、極端に上に持ち上げたり下に下げたりすると、写真の明るさはかなり変わってくるのが実感できると思います。
以上の3つが、主な調整レイヤーを使って写真を明るくする方法です。
もしPhotoshopを少し知っている人が、調整レイヤーで明るくして!と言ってたら、これら3つのどれかだったり、それぞれを組み合わせて明るくしてますので、予備知識として覚えておきましょう。
こんなことができるんだなぁ。程度に知っていれば、使っているうちに徐々に機能や名称は覚えてきますので、今は機能の名称を覚えるより、明るくしたい時は
- 明るさ・コントラスト
- レベル補正
- トーンカーブ
これらを探して、つまみを左右や上下に動かせば明るくも暗くもできるんだな。程度に覚えておきましょう。
また、目玉マークを押すと、変化を加えた様子を非表示にできることは、今後もいろいろと知っていると便利なので感覚で覚えておくことをオススメします。
Photoshopを早く覚える為にはとにかくいろいろと試して経験を積むことが大切です。何度も繰り返しになりますが、機能や名称などは、使ってればそのうち覚えてきますし、名称を知らなくたって理想の画像編集ができれば(結果が出せれば)問題ありません!
では、次はもっと簡単に一気に明るくする方法を紹介します。
描画モードをスクリーンにして一気に明るくする方法
まず、元の『背景』をコピーします。
やりかたは、背景(レイヤー)を選択しているじょうたいで、
Ctrl+Jを押します。
すると、背景のコピーというものが一つできます。(これはレイヤーが複製されましたという意味です)
さっきまでの復習だけど、上でやった3つの明るくする方法は、目玉マークをクリックして非表示にしておいたんだね!
青で囲ったところがそうです。
次に、下の画面のように黄色く囲ったところを一回クリックして、アクティブの状態にします。
そして、赤く囲ったところをクリックします。
ではやってみましょう!
このレイヤー『背景のコピー』が選択されてるという意味です。ここではレイヤーの意味とかはおいといて、そういうもんだと思って、気にせず次に進んでください。
赤く囲ったところをクリックすると、通常~輝度までの27種類の項目が出てきます。
一つ一つの意味を理解しようとすると、眠くなってしまうので、今回はこのなかの
『スクリーン』をクリック。だけ覚えて、やってみてください。
きっとこれだけで写真が一気に明るくなったはずです。今回のサンプル写真ではちょうど良く明るくなりましたが、ちょっと明るくなりすぎた!という時は、こちら。
下記の不透明度が100%になってるとおもいますが、70%とか50%にしてみてください。
明るさが抑えられて、きっと希望の明るさになるはずです。
上記の調整レイヤーの3つの機能で明るくするのか、こちらのスクリーンで明るくするのかは、実践を繰り返していくうちに、感覚で身に付いてきますので、
今回は、このようなやり方もあるんだな。
という軽い気持ちで覚えておくと良いでしょう。
実は欠点があって、全く同じ画像を重ねているので、元の写真かコピーした写真のどちらかの位置がずれると、変になってしまうのが欠点です。
これも、やっていくうちにわかってくると思いますので、今はそうなんだ。と思って貰えたら大丈夫です。
Photoshopで写真を明るくする方法のまとめ
今回は、写真を明るくする方法として、大きく分けて2つ。
- 調整レイヤーを使って明るくする方法
- レイヤーモードで明るくする方法
を紹介してきました。
上記、調整レイヤーを使って明るくする方法は、微調整がしやすく、レイヤーモードを使った方法は、画像がずれてしまうとおかしなことになってしまう欠点があります。
写真を明るくする方法一つとってみても、今回のように4つの方法がありました。実際にはもっと他の方法もたくさんあります。
しかし、結果が同じであれば細かいことは気にせず、いろいろなやり方があるんだな。と思って貰えましたら幸いです。
★写真を明るくして活用する方法の例
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