今回は、3枚の写真とPhotoshopを使って、白抜き加工のやり方を紹介します。
- 個人物販サイトを始めようとしている運営者
- 物販ECサイトのアルバイトに興味のある方
- ビジネスで奇麗なプレゼン資料を作りたい人
これら3つに該当する人や、これからPhotoshopを独学で覚えていきたいと思っている人にもおすすめするやり方です。
被写体をPhotoshopを使い白抜き加工する方法は、簡単だけど見た目が凄くカッコよくなるので、
是非、真似しながら一緒に学んでいきましょう!
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白抜き文字についてはこちら↑をご覧下さい。
では、いきます!
白抜きする被写体を撮影する時のポイント
まず、被写体となる商品を撮影する時は、できるだけ白い布の上などで撮影するようにしましょう。
上記写真はあまり良くない見本ですが、我が家にははちょうどいい布が無かったので、このように撮影しました。
でも、Photoshopを使えばこれくらいの写真でしたら編集するのも簡単なので、このまま進めます。
手のひらサイズくらいまでの物でしたら、簡単な撮影セットも売っています。
個人出品用だと、このような物がAmazonなどで安く売ってますので、今後いろいろと出品を考えている人は、1つくらい用意しておくと重宝することでしょう。
でも、今回は撮影キット無しでも白抜き素材を作っていく方法ですので、ご安心下さい。
写真をPhotoshopへ取り込んだら選択ツール
写真を撮影したら、次は被写体を選択ツールで囲みます。
ところで撮影ってカメラにオススメとかあるの?
いや、私はスマホのカメラしか持ってませんが、出品用写真とかでしたらスマホカメラで全く不自由してません。
まず、被写体を撮影したら、PC及びPhotoshopへ取り込みます。
取り込んだらまずは編集せず、いいなりクイック選択ツールで被写体を囲っていきましょう。
被写体が囲めたら、下図の『選択とマスク』を押してきちんと選択範囲が出来ているか確認します。
選択とマスクを押して確認。
だいたい良さそうなので、このまま進めます。
もし選択範囲の境目が気になるようでしたら、
- エッジの検出
- 滑らかに
この辺りを少し(1~5くらい)にすると、違和感が低減されるので、試して下さい。
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選択範囲のコピペで新規レイヤーに複写
選択範囲が出来たら、Ctrl+C と Ctlr+V で貼り付けます。
すると、新規レイヤー(背景透明)が勝手に作られて、そこへ選択した範囲が貼り付けられます。
あとは、この画像を使って作業していきます。
影を付けて立体感を出そう!
透明背景にひよこの人形と影、これだとわかりにくいので背景に色を付けて確認してみます。
しっかりと影が付いていますね!
せっかく背景を薄いピンク色にしたので、その背景にあった影にしてみたいと思います。
どっちが好みですか?
私の場合、影=黒ではなく、背景の色を少し残したような黒にすることが多いです。
被写体や画像全体の雰囲気にもよりますが、比較的真っ黒ではなく黒でも少し元の背景の色を混ぜたような感じにすることが多く、その方が浮いてる感じが抑えられるように感じます。
お好みで試して下さい。
あれ?でもこれって白抜きじゃないよね?
すみません。間違えました。背景を白に変えます。
ということで、背景を白にして今度は被写体の色を少し残した影をつけてみたのがこちらです。
左右のひよこの影、若干色が違っているのわかりますか?
左は真っ黒の影で、右は黄色を少し残した黒です。
白抜きした商品のレイヤー構成
レイヤー構成はこのようになっています。
一番下は元の写真です。
その上に白のベタ塗りレイヤーを置いて、切抜き貼付けした被写体を白のベタ塗りの上に乗せてます。
そして、切り抜いた被写体にドロップシャドウで影を付けました。
以上です。
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白抜き加工のまとめ
おさらいすると、
- 白またはシンプルな背景で撮影
- クイック選択ツールで切抜き
- コピペで新規レイヤーに貼付け
- ドロップシャドウで影を付ける
以上です。
まずは、簡単かつシンプルな被写体から練習していくと、慣れれば1分くらいでこれくらいできるようになりますので、是非マスターしてください。
あと少しだけ明るさを足して、大きさや傾きを加えたので超初心者向けレタッチともいえるかもしれません。
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Photoshopレタッチ・加工の本を見ながら、私なりに手持ちの写真でレタッチしてみました。
ちょっとPhotoshopを起動したことがある人でしたら、すごく分かりやすい説明です。
また、完成されたPSDデータもDLできるので、自分の作業と比較しながら独学ができるのは嬉しいです。
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