今回は、現状の問題を見つけて、解決方法を提案する方法の一つ、コーチングについて紹介します。
おぉ、なんかすごい難しそうだけど、おいらでも大丈夫かな?わかるかな?
はい、大丈夫!それではさっそく見習い君についてコーチングしていきましょう。
コーチングとは、わざわざ高いお金を払って専門会社に相談しなくたって、身近な人や勤め先の先輩後輩、誰とでも簡単に始めることが出来ますので、
まずは、簡単なコーチングのやり方から紹介します。
また、コーチングを続けてて様々な変化を実感してますので、コーチングの効果も記事内で紹介します。
コーチングのやり方
まず、初めてコーチングをやる場合は、あなたとわたし。というように、2人で行うところから始めましょう!
あぁ、それじゃぁおいらと
私の2人で説明していきます。
コーチングでは、コーチをする側とされる側の二手に分かれます。
コーチする側は、「教える・提案する・相手が気が付いてないところを発見する」側の人で、
コーチされる側は、「問題解決してほしい」側の人です。
初めてなので、私がコーチする側を担当しますので、この先では、「コーチ側」と、書いていきます。
僕がコーチされる側ですが…そのまま「コーチされる側」と書いていきます。
よく勘違いしがちなのは、コーチ側は立場の高い人だ。(会社でいうと上司)
と、毎回文字通りの上から目線ばかりでやる人もいますが、それは単なるパワハラになってしまうので、理想はペアで交互に行うのが良いと思います。
むしろ逆、コーチ側が新人さんで、コーチされる側が上司の方が新しい発見が多く見つかることもよくあります。
それではさっそく始めていきましょう!
コーチ側がまずはじめに行うこと
コーチ側は相手の今の悩みを探すところから始めましょう。
例えば冒頭に見習い君が言ってたこの言葉。
おぉ、なんかすごい難しそうだけど、おいらでも大丈夫かな?わかるかな?
ここから、悩みを見つけていきますと、
- コーチングは難しそう(現在の気持ち)
- 自分でもわかるか不安(わからないという問題点)
上の言葉から、この2つを見つけることができます。
この様に、まずはじめにコーチ側はコーチされる側の、「現状と問題点」を見つけられるようにしていきましょう。
なかなか相手が今問題と思っていることが見つけられない場合は、全く関係ない雑談(世間話し)などをして、気持ちをお互いリラックスしてから始めましょう。
雑談などでリラックスすると、親近感がわいて相手の悩みや問題点が見つけやすくなってきますよ。
つづいては、コーチ側の次のステップです。
コーチ側が考える問題解決方法
次にコーチ側は、コーチされる側の問題解決方法を探っていきます。
- なぜ見習い君は、コーチングは難しそうと思っているのか
- どの様にしたらコーチングを理解できるか
この様にコーチ側の僕は考えました。そこで仮設を立てます。
- コーチングというものをそもそも知らないのでは?
- 理屈より実際にやってみるのが早いのでは?
この様に仮説を立ててみました。
もちろん仮設なので、この仮説が合ってるとか間違っているとか正解はありません。相手の問題点を解決させてあげたい!という相手を思いやる気持ちが大切です。
仮説を立てたら、相手(コーチされる側)のちょっとしたことをきっかけに、提案していきましょう!
あっ、ちょっとまって!その、相手(つまり僕)のちょっとしたことをきっかけにって、どういうこと?
良い質問ですね!
補足すると、見習い君の周りで起こっていることや何か関係していることと絡めて、提案していくようにしていきましょう。
コーチ側は、コーチされる側の人が全く知らない、提案をいきなり伝えたってなかなか飲み込めません。
「へぇ。」「はぁ…」と、何を提案されたかわからん。。。
となってしまうこともよくあるので、相手に寄り添った形での提案に持っていきましょう。
この時、始めに紹介した雑談から始めましょう!ということが生きてきます。
雑談の中からコーチされる側の身近なことと絡められるようにして、優しく提案をしてみましょう。
コーチ側の提案例
初めてこの記事(当ブログ)を知った人にとっては、見習い君がどのような人なのかわかりません。
しかし、コーチ側のスネーィルは、普段から見習い君とやり取りしているので、どの様な人柄か知っています。
僕は今Photoshopを勉強中で、時々スネーィルさんや先生に教えてもらったりしてるんだ。
はい、私は今Photoshopを独学中で、本や動画などで学んだことを自分の中に落とし込む意味も込めて、ブログ記事で紹介してます。
スネーィルさんと見習い君はこのような人間関係がすでにできていますが、全くの初めて話す相手だった場合は、やはり雑談から相手の好みや人柄をくみ取ってから、寄り添った提案が出来るようにしていきましょう。
と、これらを踏まえての提案例です。
見習い君はPhotoshopを全く分からなかったけど、最近少しづつ覚えてきたと思うんだよね、だからコーチングっていうのも、何度もやっていけばなんとなく感覚で分かってくると思うんだ。
ということで、今回の提案は、
- 聞いて学ぶより、やって覚えてみたらどうかな?
という提案をさせて頂きます。
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コーチングをしたら誰かに聞いてもらう
コーチ側、コーチされる側の2人の中だけで終わらせず、お互いに話し合ったことを次は全く違う第三者に聞いてもらいましょう。
発表制がすごく効果的です。
コーチ側は、相手の問題点と解決方法や提案をみんなの前で、このように提案しました。と発表すると、それを聞いた第三者から、さらに良い提案がもらえることはよくあります。
また、コーチされた側も他の人から全く違った問題解決方法を教えてもらえるかもしれません。
え…それじゃぁ、次は僕がスネーィルさんの悩みと解決策を提案して、それをみんなの前で発表するの?すっごく嫌なんだけど。
きっとほとんどの人がすごく嫌なことだと思います。みんなの前で話すのが好きな人だったら、あまり抵抗はないかもしれませんが、でもやっぱりハードル高いですよね。
でも、コーチングを続けていると、結構いい効果も有ったりしますので、次はコーチングの効果について紹介します。
コーチングを続けている効果
実は私の勤め先では、よほどのことが無い限り毎週コーチングをする。
という制度があり実施しています。
ペアの組合せは、部署や上下関係は一切排除して、くじ引きで組合せを決めています。くじ引きだと誰も文句の言いようがありませんからね。
そして、コーチングの効果はたくさんあります
- お互い忙しい中時間調整をする為、アポ取りの練習になる
- 雑談をすることで、今までほとんど話したことの無かった会社の人と話すので、社員同士を知ることが出来る。信頼関係が深まる
- コーチされる側は自分で気が付かなかったアドバイス(原因解決方法)を知ることができる、良い機会になる
- コーチ側は相手を理解しようと一生懸命になるので、結果的にお客様に対する気持ちの使い方や話し方の練習になる
- みんなの前で発表するので、要点をまとめる練習になる
- 人前(Web上)でスピーチする練習になる
- 自分の立てた仮設に対して、第三者の意見を知ることができる
- 問題にぶつかった時、自分に対して自分をコーチングすると一人で解決方法を見つけることもできる
もっとたくさんの効果はありますが、検索してもなかなか出てこない
「実体験でのコーチングの効果」を書いてみました。
コーチングのまとめ
今回は、コーチングについて
- コーチングのやり方と効果
を紹介してきました。如何でしたか?
あなたの会社では、「コーチング」受けてこい!だったり、「コーチング」するぞ!
と言ってくる上司がいるかもしれません。そもそものコーチングは、相手の気持ちに寄り添って原因解決方法を探したり、解決方法を提案していくものですので、強気に「コーチング!」と言っている人ほど、本質を理解していません。
コーチングは少しづつでも続けていくと効果は徐々に感じられるようになりますので、興味をちょっとでも持った人は、職場のチームでまずやってみると面白いかもしれませんよ。
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