
先週の小型自動二輪1時限目は問題なく基礎実技が終わり、私は若い頃TZR50やDT50のMT車を乗ってた経験から、意外とチョロいんじゃない?と思って少し余裕に満ちた挑んだ2限目。
今回の実技練習は、教習所の代名詞である『一本橋』や『クランク』、『坂道発進』が一気に登場です。
果たして、若い頃の栄光にすがり「意外とチョロい」とすっかり調子に乗っていたアラフィフを待ち受けていた現実とは……?(※見事に現実に打ちのめされました笑)
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第1段階・2時限目の教習項目とスケジュール
そして、今回の教習原紙(技能教習項目)をご覧ください。

赤丸で囲まれているように、今回の2時限目(小型二輪MT)で実施する項目は以下の4つです。
- 項目11:バランスのとり方(直線=一本橋)
- 項目12:バランスのとり方(曲線=S字・クランク)
- 項目14:坂道の通過
- 項目15:坂道における停止及び発進
普通二輪(400ccまで)と比べて、小型二輪(125cc以下)の第1段階はわずか5時限しかありません。 そのため、1時間の中で処理しなければならない教習項目の密度がとにかく濃い!
「1時限目で発進・停止をやったと思ったら、もう一本橋とクランクと坂道発進を同時にこなすの!?」という怒涛のスケジュールです。
そもそも「なぜアラフィフの私がこの過密スケジュールに挑んでいるのか?」という費用や事前準備については、こちらの記事でも詳しくまとめています。
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それでは、さっそく怒涛の2時限目実技の中身へ入っていきましょう!
【教習開始】まずは本日の教官と前回内容の確認から!
まずはバイクへ乗り込む前に、前回実技実施内容を本日の教官と共に認識確認をします。

本日担当させて頂く〇〇です。宜しくお願い致します。
早速ですが、前回の実技で練習したことの確認をしましょう。
基本的な操作で何か不安な項目はありましたでしょうか?

いや、特に大丈夫でした。

なるほど。
本日は坂道発進もあり、エンストする方も多くいらっしゃるので基本操作に基づいて練習していきましょう。

あっ、前回コースが混んでいたので坂道のところも行きました。あと、急発進と停止もやりました。

そうなんですね、分かりました。
では本日はより基本操作を習得する為に練習していきましょう!

はい。宜しくお願いします。
と、バイクに乗る前に前回の復習を行い本日の練習項目を確認して、さっそく今日の相棒125ccバイクの元へむかいます。
教官に案内されて本日の車両の前へ行くと、そこに佇んでいたのは前回の車種(CB125F)ではなく、YAMAHA SR125!
「お、今日の相棒はSR125か!」と、少しテンションを上げつつ、いざ乗車。
……が、ここで早くも本日最初の洗礼が待っていました。
バイクに跨がり、キーをオンにしてスターターボタンを押すも……
「キュルキュルキュル」… (シーン)
あれ、掛からない!?
そう、前回の1時限目に続いてまたしてもエンジンの始動性がよろしくない(泣)
アクセルをほんの少し煽りながら何度かセルを回し、ようやく「ボボボボ…」とエンジンが目を覚ましました。

125小型マニュアル車って、やっぱりほとんど乗る人いないんですかね?

申し訳ございません。
さっき少しエンジンかけといたのですが、うちの125は古いバイクばかりでMT車乗る人もなかなかいなく、エンジン温まるまではあまり調子よくないんです…

そうですよね…
私は昔、50のMT乗ってたので古いバイクやエンジンのかかり悪いの慣れてるんで大丈夫です。気にしないでください。

すみません。
助かります。

125のモンキー乗りたい為だけに免許取りに来まして、それに車もバイク置き場の都合の為に買い替えてしまったくらいなので。
気にしないでください!
若い頃に乗っていたTZR50やDT50のキックスタートやキャブ車の癖を思い出しつつ、「教習車って本当に一台一台個性が強すぎるな…」と苦笑い。
しかし、このエンジン始動時のグダグダ感とは裏腹に、走り出してみるとこのSR125が想像以上に扱いやすいバイクだったのです!
本日の相棒はYAMAHA SR125!教習車による乗り心地の違い
始動時のエンジンのかかりにくさには少し焦りましたが、いざ暖機を終えて走り出してみると、本日の相棒「YAMAHA SR125」は想像以上に乗りやすいマシンでした。
前回の教習車(CB125F)と比べても、まずポジションが非常に楽!シート高やハンドルの位置関係がしっくりきて、アラフィフの身体にも余計な緊張がかかりません。

へぇ~、SR125ってバイクこんなに乗りやすかったっだ!
大学生の時、学校の駐車場で友達のSR400を少しだけ乗らせてもらった時の記憶が蘇りました。
しかし、私が今取得しようとしているのは小型自動二輪なので125㏄以上は乗れません。まだ実技2回目というのに、バイクに対する想像ばかりが膨らんでいきます。
将来無事に免許を取得して憧れのモンキー125に乗り始めたら、レンタルバイクショップなどを活用して、他のバイクとの乗り心地の違いもブログでレビューしていきたいです。

<心の声>
この乗りやすいSR125なら、今日の一本橋もクランクも楽勝でクリア間違いなしですね!

それでは、さっそく始めていきましょう。
まず、あそこまで押しながら移動して、少し半クラッチの復習をして、今日のバイクの感触を掴んだら、慣らし運転を兼ねてと、本日のコースの説明をしながら走っていきましょう。

おっ、SR125は先週のCB125Fと比べてクラッチの繋がりがとてもマイルドで扱いやすくぞ!
また、低回転トルクが(CB125F)より太めな感じでトコトコとした扱いやすさだ。
先週のCB125Fや今回のSR125は、どちらも教習所内の練習用バイクで長年利用されながらもなかなか乗ってくれる人は少なく、決してメンテナンス状態は最高!という状態ではありません。
きっとプラグも真っ黒になってるのと、ガソリンもだいぶ古くなっているのでは?と思ってしまう感じでしたので、
C125FB < SR125 と、単純に比較できるわけではないことをご理解ください。
今回もうんちくはこれくらいにして、ワクワク感を胸にいよいよ本日のメインディッシュ「一本橋」へと向かいました。
一本橋(直線バランス)への挑戦|項目11

横幅30センチ、長さ15メートル、高さ5センチの一本橋のコースへ突入です。

それでは私は先に渡ってから合図をしますので、そしたら来てください。
一応、小型の目安としては「5秒以上」とありますが、まずは気にせず落ちないように走ってください。

はい、わかりました!
一本橋(項目11):半クラッチと視線固定のリアル
まぁ、たぶん余裕っしょ!
と、挑んだ一回目。

さぁいくよ!
5秒以上って書いてあったけど、大型車並みにゆっくりと走って目指すは10秒以上かけてゆっくりとやってみせるよ!!
停止線で一回停まり、一本道の先にいる教官の合図でスタートします。

はい!
では進んでください。
よっしゃ!!
「グォン」グォン!… 」とSRと呼吸を整えて、1速へ入れてクラッチをつないでいきます。
おっとっとっと と。
あれ?
前輪が一本橋の段差5センチを乗り上げ、後輪も5センチを乗り上げたあたりで少しバランスを崩してしまい、脱輪してしまいました。

ぜんぜん大丈夫ですよ!
一回後ろに戻ってもう一度やってみましょう。
もし落ちそうになったら少しスピードを上げて一気に進んでしまった方が上手くすすめますので、また落ちそうになったら少しスピードを上げてみてください。
初めてなので時間は気にしなくて大丈夫です。

あっ…
はい。
かつてバイクを乗りこなしていた当時(原付50㏄MT車)のつもりで、調子に乗ってましたが、過信はよくないですね。

次また落ちたらどうしよう…
恥ずかしい(泣)
いや、大丈夫!落ちそうになったら少し速度を上げたり半クラをうまく使って乗り切るぞ!
2回目、またヨロケながらですが、何とか「セーーーーフ!」

そうそう、その感じでもう一回やってみましょう!
次はよろけない様に少し遠くを見るような感じで行ってみましょう。

はっはい。
それではいきまーーす!
そんなこんなで、脱輪したのは初めての1回目だけでしたが、歳を重ねた現実をこれでもか!というくらい思い知らされました。
アラフィフになると自分でも制御しなきゃと感じる、変なプライドと実際の運動神経はイコールではない現実を痛感してしまう初めのミッションでした。
S字・クランク(曲線バランス)への挑戦|項目12
続いては、S字とクランクへ挑戦です。

こちらは急ぐ必要ありませんからね。
体重移動で曲がるというより、ハンドルで曲がるようなイメージでやってみてください。

はい。わかりました。
もうすっかり昔の過信はいけないと心に刻んで教官の後を付いていきます。

こちらは一本橋の反省を生かし、変なプライドは完全に封印!
教官の「体重移動ではなく、ハンドルで曲がる意識」というアドバイスを素直に実践したところ、パイロンに引っかかることもなくすんなりとクリアできました。
S字・クランク(項目12):小型二輪(SR125)ならではの取り回しとコツ
クランクといえば、直角コーナーでパイロンにヒットしそうになるあのヒヤヒヤ感が教習生の壁ですよね。
しかし、今回乗ったSR125は車体が非常にコンパクトで素直なため、教官の言う通り「ハンドルをしっかり切って曲がる」感覚が掴みやすく、想像以上に取り回しが楽でした。
実際に走行してみて感じたコツとリアクションは以下の通りです。
- スピードコントロール:アクセルを完全に切ってしまうと失速してバランスを崩すため、アクセルを少し開けつつ「リアブレーキと半クラッチ」で速度を微調整する。
- 視線:目の前のパイロンではなく、曲がりたい先の出口へ早め早めに視線を向ける。
- アラフィフの身体反応:操作自体はすんなりクリアできたものの、約25年ぶりのバイク感覚と緊張で肩や手首に余計な力が入り、走り終わった後はガチガチにこわばっていました(笑)。
一本橋での脱輪のショックもありましたが、このS字・クランクをスムーズに通過できたことで、少しずつバイクの感覚を取り戻してきた実感を得ることができました。
坂道発進と停止への挑戦|項目14・15
続いては、上り坂走行時と下り坂走行時の姿勢についてです。

こちらは特に意識しなくても体が勝手にそのように動いてくれました。

特に上り坂の時は前に重心を傾けるように意識してください。
そうしないと、身体が後ろに倒れそうになり、その時握っているアクセルを自然と回してしまうので、バイクは一気に加速しようとして、ひっくり返るように転倒してしまう事故に繋がります。
十分に注意してください。

あぁ、かわる!その感触。
これは自転車でも上り坂を上がっていこうとするときは前のめり気味になり、下り坂を降りる時は前傾姿勢にならない。って感覚とおなじですね。
坂道発進と停止(項目14・15):後退防止とエンストの壁
続いては坂道発進と、坂道停止です。

こちらは1限目にすでに経験済なのと、過去にMT車を乗ってたのでイメージはバッチリです!
しかし調子には乗らず、半クラの感触を十分に意識して坂道発進、坂道停止も急ブレーキはせずに、慎重に操作することを意識しました。

教本に書かれている
①「後ろ下がらないように後輪ブレーキ」
③「回転数を少し高めに」
④「半クラになったら後輪ブレーキをゆるめる」
という手順を頭の中で反芻しながら挑んだ坂道発進。
いざやってみると、若い頃に乗っていたMT車やRX-8マニュアルの感覚が体を助けてくれました。
特に意識したのは以下の2点です。
- リアブレーキ(右足)は絶対に緩めない:半クラッチの繋がりを感じて車体が少し「ぐぐっ」と浮き上がるまで、しっかり後輪ブレーキを踏み続けて後退を防ぐ。
- アクセル音をしっかり聞く:坂道でエンストするとかなり怖いので、普段よりほんの少し高めにエンジン回転数をキープしてからクラッチをつなぐ。
「一本橋で脱輪しただけに、ここでもエンストしたらどうしよう…」と一瞬ヒヤッとしましたが、結果的には後退することもエンストすることもなく、一発でスムーズに坂道発進をクリアできました!
一本橋・クランク・坂道発進と怒涛の連続攻撃だった2時限目ですが、無事に全ての項目を終えてホッと一安心です。
急停止の練習:時速30kmから停止線手前でピタッと止まる!
坂道発進をクリアした後は、そのまま「急停止」の練習へ。
小型二輪の急停止は、指定速度(時速30km)までしっかり加速し、指示されたパイロンの位置から前後ブレーキを同時かつバランスよく使って、停止線の点線を超えないように停止するトレーニングです。
1時限目でも少し体験していましたが、今回はスピードを30kmまでしっかり載せるのがポイント。
「ここで慌ててフロントブレーキを強く握りすぎると転倒の危険があるな…」と身構えましたが、前後ブレーキの力加減を意識しながら、しっかり停止線手前でピタッと止まることができました!
コース2の周回練習:教官の追従から、いよいよ先頭での実車走行へ!
各項目の単体練習が終わると、いよいよ本日の総仕上げとして「自動二輪コース2」の周回走行に入ります。
コース2の順路は以下の通り。
- スタート位置から発進
- ぐるっと回って坂道発進
- 一本橋
- 急停止
- S字・クランク
まずは教官の後ろをついて走り、コース順路と速度調整のタイミングを体で覚える練習を2周。
「教官の走るラインやブレーキのタイミングを真似すればいいから楽だな〜」なんて思っていたのも束の間、2周が終わると教官から一言。

じゃあ次は、先頭を走ってみましょう!後ろからついていきますね。
ついに自分が先頭になり、後ろや横に教官がついてくる状態での実践走行がスタート!
先ほど1回目で脱輪した一本橋への侵入や、クランクでの速度調整など、教官が後ろで見ていると思うと適度な緊張感が走ります。
しかし、教官の後を追った2周のイメージが残っていたおかげで、自分が先頭になってからの2周も大きなミスなくスムーズに走りきることができました!
アラフィフが感じた「2時限目の壁」と体のリアクション
教習を終えてバイクを降りた瞬間、ドッと押し寄せてきたのは普段の仕事や生活では絶対に味わうことのない独特の疲労感でした。
若い頃にバイクに乗っていた経験や頭での理解とは裏腹に、アラフィフの身体は想像以上に正直です。
- ガチガチの肩と首:一本橋やクランクで「絶対に倒せない!」と緊張し、無意識にハンドルを強く握りしめて肩に力が入っていた。
- 内ももと足首の張り:普段使うことの無いニーグリップ(車体を両膝で挟む)を意識しすぎるあまり、ステップを踏み込む足や下半身に余計な力が入り続けていた。
教本に載っている「リラックスしてニーグリップし、上半身の力を抜く」という理想的な姿勢。
頭では100%理解できている(?)のに、いざコースに入ると「一本橋の脱輪してしまわないかの不安と邪魔するプライド」から身体が勝手に防御姿勢(カチコチ状態)になってしまうギャップに、アラフィフの現実を痛感させられました(笑)。
しかし、この心地よい疲労感こそが大人になってからの新しい挑戦の証!
身体は正直に筋肉痛を訴えていますが、難所を走りきった達成感は格別です。
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まとめと次回への意気込み
教習第1段階の2時限目は、一本橋での一発目脱輪から始まり、S字・クランク、坂道発進、急停止、そして周回走行と、まさに盛りだくさんな1時間でした。
最初は「昔乗っていたし楽勝だろう」と高を括っていましたが、いざコースに出るとアラフィフ特有の身体の硬さと変なプライドが邪魔をして、リアルな洗礼を受けることに。
それでも、教官の的確なアドバイスと相棒SR125の素直な取り回しに助けられ、後半の周回走行では先頭を走りながら全体の感覚をしっかりと掴むことができました。
次回予告:3時限目はついに「シミュレーター教習」!
次回、第1段階の3時限目は、一度実車を離れてシミュレーター教習(危険予知など)に挑みます!
- 「実車とは違う独特の操作感にアラフィフの反応速度はついていけるのか!?」
- 「その次の4時限目に控えるAT車体験に向けて、どんな学びがあるのか?」
次回もアラフィフ教習生ならではのリアルな体験レポをお届けしますので、ぜひ楽しみに待っていてください!
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