今回はillustratorが使えなくてもPhotoshopメインで活躍できるお仕事をしてた人、現在も現役でお仕事をしている人の体験談を紹介します。
アルバイト~正社員の職業体験談です。
Illustratorは使ったこと無いけど、Photoshopなら少しくらい使えるよ!という人や、これからPhotoshopを仕事で使っていきたいと、学ぼうとしている人へ向けた内容です。
小売業の販売で働く32歳女性のPhotoshopを使ったお仕事
私は小物や雑貨などを販売する会社でPhotoshopを使っています。
現在は会社の主力部門である通信販売サイトを作るとき、写真を撮ってPhotoshopを使用して画像加工処理の業務を担当してます。
文字を入れたり、写真をきれいにするのがメインのお仕事なので、Photoshopだけ覚えれば事足りました。
なので、illustratorは全く使用してません。
画像加工処理の内容は、
- とにかく商品を分かりやすく撮り魅力的に見せること
- 分かりやすい説明文を書くこと
これらが大事だったので、Photoshopを使いこなせると大変便利です。
私の勤め先では、通信販売サイト作成業務の一つとして行っているので、Photoshopだけを一日中使用していた訳ではありません。
それでも毎日たくさんの商品をアップデートしてるので、Photoshopを使用する頻度はとても多く、気が付いたらそれなりの画像編集スキルも付いてきたと自負してます。
飲料メーカーで企業HPの運営を担当している26歳男性のPhotoshopのお仕事
某飲料メーカーで企業HPの運営を担当しています。
主な業務内容は、期間限定でのキャンペーンをHPにて告知する際、商品の告知POPをPhotoshopにて作成しております。
期間限定のため、短期での完成と掲載になり、不定期開催で毎回内容が変わるため、都度作成しております。
また、HP内のCMS(コンテンツ管理システム)にて、コンテンツを掲載する際のメインイメージ画像の作成や、コンテンツ内の画像編集もPhotoshopで行っております。
内容は、
- 主に空を青空に変える
- 画像内にロゴマークを挿入する
- Webページ用の画像に処理する
といったような内容です。
これら期間限定キャンペーンや告知POPも月に2本以上(1本につき画像4~8枚ほど)編集するので、Photoshopは非常によく使っております。
私の経験した範囲では主に上記2点(HP運営とPOP作成)ですが、今後は写真撮影したものを編集してピクスタや写真投稿サイトへ投稿したりすることも考えているみたいです。
ウエディング業で使ってるPhotoshopのお仕事
Photoshopのスキルが主に必要になる職種は、写真編集が必要な業種だと思います。
私はウエディング業へ就職してますが、現在は産休中の30歳主婦です。
私の場合ですと、ウエディング業の一貫として結婚式のムービー作成業務を行っています。
この際に、新郎新婦の持ち込みの写真を多く利用しますが、
例えば
- 小さな頃の古い写真画像の傷(紙についた傷など)の修正
- 赤目の修正
- ボケてる写真の輪郭をシャープに変換
などをPhotoshopで画像加工しています。
簡単なものですと、コピースタンプ機能を使って汚れや傷を消して、綺麗な写真と同じ状態にしたり、スポット修復ブラシツールやアンシャープマスク機能を使ったりしてます。
昔よりも今はスマホアプリなどで、写真編集機能が高いものがたくさんあります。実際にそれらを使えば、ある程度は修正できます。
ですが、私達ウエディング業はお二人の大切な門出をお祝いする職業なので、精度はやはりPhotoshopにはかないません。
普通のお写真と違いお値段も高価なものなのでプロ意識を持ってPhotoshopで作業しております。
あとは新郎新婦の前撮り写真などでも使います。
- 細かい色味の調整(明るさや彩度の調整)
- いらないものの削除(写真に写りこんでしまった他人を消したり)
- 美肌修正
- 青空修正(曇り空を切り取って別の青空写真をはめ込んだり)
これらの作業でPhotoshopは欠かせないツールです。
印刷会社で経験したPhotoshopのお仕事
私は印刷会社の正社員で働いています。主にPhotoshopを使った業務内容というと、
- 画像加工
- 画像のスキャン
- イラストレーター
といったところでしょうか。
画像加工は色調補正、パス作成、印刷用またはウェブ用に適切な画像サイズで処理することが主でした。
また、モデル写真の顔の入れ替えや、服の色の変更、商品画像の合成、電線を消すなどの画像加工の仕事をします。
画像のスキャンの仕事の時は、読みこんだ画像をPhotoshopで開くと、細かい設定ができるので必要とされていました。
ところが現在では、デジカメで済むことが多くなってきたので、以前よりはPhotoshopの修正作業は少なくなってきた様な気がしてます。
それでも年に何度か、大量の書物や絵画のスキャンの仕事はあり、守秘義務もあって外注に出せない仕事なので、内製で手分けしてPhotoshopで修正しています。
イラストレーターはクライアントに応じてillustratorで描く場合もありましたが、要求がない場合はPhotoshopだけでイラストを制作する場合が多いです。
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菓子製造業(自営業)で使ってるPhotoshopのお仕事
私は現在の菓子製造業で働く前に、アパレルメーカーでシャツ柄のデザインをしている正社員でした。現在は結婚して、夫の家業のお手伝いをしている26歳主婦です。
以前アパレルメーカーでのPhotoshop業務では、背景透明感や色彩の変更などが簡単にできたので、イメージ画像を作る際に活用していました。
また、当時知り合いからの紹介で、飲食店のポップ作成にも頻繁に活用していました。
内容は、飲食店側から料理の写真を受け取り、メニュー表やポップで使えるよう、明度や彩度の調整、背景の切り抜きなどです。
基本的には、料理写真の編集を終えた後、Photoshopでレイアウトしていくという流れです。
現在は菓子製造業をしていますが、同じように商品の写真を編集して、ポップ作成やチラシ作成に活用しています。
今はPhotoshopを使うのがメインの業務ではありませんが、簡単に写真の編集ができるので商品の宣伝に大変助かっています。
漫画家アシスタント業務とPhotoshop
漫画家や漫画家アシスタントのお仕事は、Photoshopを用いて本業または副業に出来ます。
実際に私は漫画の制作補助をやってる34歳の女です。
最近の漫画作業はクリップスタジオがメインだと思いますが、Photoshopを使われている方はまだまだたくさんいらっしゃるので、Photoshopが使えればお仕事ができると思います。
アシスタントの場合は、基本的に先生の支指示通り作業すれば大丈夫です。
もし自分でストーリーも作れて人物作画などもできる場合はすべて自分でやってしまった方がもちろんお金にはなります。
ただ、アシスタント先によっては自分でやるよりお給料が出る場合もあります。
この辺は技術、実力次第なので、アシスタントを極めたい場合はトーンや背景の技術向上をしていけばステップアップしていけるはずです。
絵心があればやっていけるかと思います。
過去にIT企業の正社員だった女性の仕事内容
今から2年前までのことですが、IT企業で正社員として働いていました。業務内容は、Webデザイナーとしてネットショップのデザインと運営を担当していました。
仕事内容は、Photoshopを使って写真や画像を切り取ったり、合成したり、色味を加工したりしていました。
私は商品説明ページやバナーを作ったり、一通りのことはPhotoshopのみで間に合っていたので、Illustratorは全く使うことは無く、そして使えませんでした。
私はもともと、Windowsに始めから付いているペイントしか使ったことがなく、Photoshop未経験でしたが、正社員として働きながらPhotoshopの技術も学ぶことができました。
あまり高度な加工技術を求めない作業なら、未経験からでもできるPhotoshopを使ったアルバイトや派遣の仕事もあると思います。
現在は子供が小さく、フルタイム勤務が出来ないので在宅で出来るPhotoshopのお仕事をそろそろ挑戦してみようかと思ってます。
まとめ
今回は、Photoshopを使ったお仕事をしている人の体験談を紹介してきました。
Photoshopは、写真や画像をより良く見せる為のツールとして使っている人が多く、Photoshop作業だけをやっている人というのは、漫画家アシスタントのお仕事だけだったと思います。
通常業務は他にやりつつ、サイト運営や商品紹介の方法の1つとして使ってる人が多かったと思います。
今回の体験談が、あなたの就職・転職のお役に立ちましたら幸いです。
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