今回はグラフィックデザイナーとして働いていた20代後半の女性が、同業種へ転職してどうだったのか、転職時の迷いや今後の転職希望者へ伝えたいことなどを紹介します。
初めての転職へ向けて、第一歩が踏み出せない時は参考にしてください。
転職しようと思った理由
私はデザインの専門学校卒業後、約3年間紙媒体のグラフィックデザイナーとして業務を担当していました。
主な業務内容は、チラシやポスターのデザインの提案や撮影などです。しかしクライアントの都合により修正も多く、勤務時間が長くなってしまい、定時で帰れることはほとんどありませんでした。
まだ20代なので、ただ毎日働くだけの日々ではなく、もっとプライベートも充実させたい!
という強い思いから、転職活動を始めます。
結果的には同じデザイン業ですが、Web系に転職してそちらでも主にデザインの業務を担当しています。
しかし、大きく違うのは、次の会社では時間通りにあがれることも増えて、プライベートも充実しています。
なので、転職して良かったと思っています。
転職しようと思ったきっかけ
私の場合、何と言っても残業時間です。
デザイン業界全般に言えることですが、基本残業が当たり前の業界でもあります。
クライアント様にもよると思いますが、だいたいいつもなかなか内容がはっきりせず、結果的にこちらが締め切りギリギリになってしまうことがよくあります。
しかし、同じ業界でも納期をきちんと守ってくれるWeb系の会社も探すとあります。
また、ずっとデザイン関係をやっていましたが、同じデザイン系でも会社によって仕事のできる幅が違いますので、自分のできる業務をより広げてみたいと思ったのも転職しようと決めた理由です。
転職する時に一番気にしたこと
私は、残業時間と休日を特に気にしました。
以前の会社は残業が多かったので、残業時間が少な目であることは絶対条件です。
また、祝日も以前は出勤日でしたので、そこも併せて探していました。
初めはそこまで休みの日数は気にしていませんでしたが、やはり大型連休などあると少し羨ましいと思う面もあるので、祝日が休みというところも気にして転職活動をしました。
結果的に土日祝が休みという思いが叶ってよかったと思います。
また残業時間も以前に比べ少なく、プライベートの時間を持てるようになったのでよかったです。また、新しいスキルも覚えらる会社なので、そういった面も良かったです。
転職はほんとに良かったのか?ホンネの気持ち
私は転職をしてよかったと思います。
一番は、前よりも時間の使い方が自由になったことです。
働き詰めより、適度に休息やプライベートの時間が取れた方が仕事の効率も上がり、より良いものを提供出来ると思います。
またスキルの面では、以前は紙媒体専門のデザインを行なっていましたが、今度はWeb系のデザイン業なので、Webの知識やPhotoshop、Illustratorのスキルも身に付けられて、良かったと思っています。
時代の流れで今後紙媒体の需要は減ってくると思ったので、Web系の仕事に挑めたのは今後デザイン業界で働いていくには多くのスキルを身につけて、活躍できると思うのでよかったです。
逆に悪かった点であげるなら、給料は下がってしまいました。
実務経験がWeb業界では求められることが多く、私はPCやWebの知識がなかったので、どうしてもお給料は少なくなってしまいます。
ですが、今後しっかりとスキルを身につけてお給料アップを目指したいです。
これから転職しようとしている人へ伝えたいこと
転職は、今ではしている人の割合も多いと思うので、自分の人生を良くするための一歩だと思います。
私は心配性なので、会社を退職する前に求人を探して見つけてから辞めました。
その方が会社を辞めた後のお金の心配もなく、働きはじめられるので良いと思います。
転職する前は、
- 辞めたあとしっかりと働いていくことができるか?
- 新しい環境で人付き合いも色々変わって大丈夫か?
と思う心配もありますが、いざ転職してみるとなんとかなるかな。と思っています。
なので、転職しようか迷っている人へ伝えたいことは、
ということです。
まとめ
今回は、紙媒体のグラフィックデザイナーから、Web系のグラフィックデザイナーへ転職を決めた20代女性の体験談を紹介してきました。
彼女は転職でお給料は少し下がってしまったそうですが、残業時間や休日が増えてプライベートの充実度は高くなったそうです。
そして、Web業界という新しい業界へ挑戦している姿は、きっと今までとはまるで別人のように輝いているようなそんな気がします。
転職活動をしようか迷っている人は、今回の体験談も是非一意見として参考にしてください。
また、Web系のお仕事として、次のような記事も合わせてどうぞ。
Photoshopやデザインとは少し違うけれど、激務で日々神経をすり減らしていた広告代理店勤務の男性が、ヘルプデスクの会社へ転職して充実した様子の体験談も合わせていかがでしょうか。
コメント