今回はPhotoshopを使い、背景に扉の写真を合成して、その扉の奥から光が入ってくる様子を作ってみました。
これにもっと光の玉
で紹介している方法を付け加えれば、非現実的なファンタジー画像も出来ますので、まずは扉の奥から光が注ぐ感じの作り方を紹介します。
では、いきましょう!
扉の写真を合成して下準備
今回利用した元の写真はこの2枚です。
ちょうど竹やぶの田舎道写真がありました。それと、フリー素材から見つけてきた、こちらの扉の写真です。
扉の部分だけを切り取り、やけやぶの奥の方へ配置していきましょう。
扉部分の切り抜きと貼付け
だいたい大きさはこのくらいにしてやってみましょう。
扉部分の切り抜きはどうやったの?という人は次の記事をご覧ください。
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一旦、扉の写真から欲しいところだけを切り抜け、レイヤーのコピペで任意の場所へ配置します。その後、配置したレイヤーをスマートオブジェクトに変換して、画質の劣化を防ぎましょう。
レイヤーを右クリックで『スマートオブジェクトに変換』をクリックします。
扉の不透明度を下げて配置後のイメージを掴もう
扉の位置はこの辺りで決めていきます。
扉レイヤーの不透明度を下げて、竹やぶ背景と合わせて全体イメージを掴んでいきます。
また、今回は少し扉を横長に広げました。このように、配置した画像に手を加える可能性が高い時は、変更をくわえるとどんどん画質が劣化してしまいますので、スマートオブジェクトに変換しておくことをオススメします。
扉の縁とドアを残し他はトリム
今回はこのようなイメージでOKとしていきましょう。
この時点では扉と竹やぶの一体感がないので、扉の下の部分や竹と重なるところをボカシたりして背景に溶け込ませていきましょう。
あまり拘り過ぎると時間がかかるので、今回はこれくらいまでとしました。
人物レイヤーの複製と光源レイヤーの作成
こちらは、背景レイヤーと扉の間に光のエフェクト効果を付けたいので、「光」レイヤーを追加しました。
そして、人物(少女)も複製をしておきます。
光のエフェクトの作り方としては、別の記事も用意してますので、
こちらを参考にして下さい。
レイヤーとレイヤーマスクを使い分けて調整
今回はイメージを掴んでもらう為に、簡単に仕上げていきたいので、背景レイヤーを非表示にするとこのような感じになっています。
光の効果を追加していくうちに、扉の奥から光が入ってきているのに扉の縁も光掛かってしまいましたので、扉レイヤーを最前列にコピーしました。
ただし、最前列に持ってきた扉レイヤーは縁だけにして他はレイヤーマスクで隠してあります。
背景のすぐ上にある扉レイヤーはこのような感じです。
ソフト円ブラシで輪郭の透明度を名一杯下げて、ぼかしました。
これで、ところどころを軽くぼかす感じです。
そして、最前列にあるもう一つの扉レイヤーはこちら。
レイヤースタイルの変更で光っぽく!
ちなみに、光輝く感じにするには、レイヤースタイルを
スクリーンとかオーバーレイなどにすると、光ってるような表現にすることが出来ます。
まとめ
今回の製作手順は、
- 背景写真の用意
- 扉写真から扉部分のみをコピペ
- 扉部分はレイヤーをコピペして、光の前後関係の調整
- 光をレイヤースタイル「オーバーレイ」で光っぽく
- レイヤー全表示で完成!
という流れで、初めの方に別記事で紹介している光の玉や光エフェクト効果をつけますと、こうなりました。
是非、試してみてください。
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